少林寺

2021年04月06日 | 埼玉のお散歩
秩父鉄道の踏切を渡ってすぐの十五番札所 臨済宗建長寺派母巣山少林寺。

元々の十五番札所は秩父神社の別当寺であった母巣山蔵福寺という寺でしたが
廃仏毀釈の影響で廃寺となり
五葉山少林寺が信者たちの請願により十五番札所を引き継ぎました。

昔、近江商人が湯尾峠で怪しげな者が江州(近江)の疫病を流行らせようとしたが
定朝の十一面観音に阻まれたので、東国に疫病を流行らせようと話すのを聞き
定朝の十一面観音像を授かりこの地に堂を建立し難を逃れたと言われています。

現在は寺の南に、近代の近江商人が設立した鉄道がターミナルを構え
多くの観光客を秩父へ誘っています。

境内には秩父事件で殉職した警察官の墓所があります。






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