THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

FUNKY STUFF

2010-03-18 02:02:45 | STAのレパートリー
KOOL&THE GANGの出世作
1973年10月、ポップ部門において最高位29位、ソウルチャートではNO,1を記録。
HOT100のチャートでもベスト10入り。
彼等にとっては初のミリオン・セラー。
イントロに使われているホイッスルが一瞬の緊張感をもたらし、それについでブラス・セクションの強烈なブローが追い討ちをかけます。
そこからはファンキーグルーブに身を任せて誰もが踊りだしたくなるようなナンバーです。
この系統のジャンルにおいてもホイッスルが大きな比重を担うきっかけにもなった曲です。
STAのナンバーの中でもっとも黒っぽいダンスナンバーでしょう。
マサがホイッスル(当初LPのサンバホイッスルを購入したのですがくわえ口が短い為にどうしても曲が進行するにつれて口元からぽろりと落ちてしまう・・・そこでバスの車掌さんが昔使用していたホイッスルにチェンジしました)を担当し、ポジションチェンジしたシゲがヴォーカルとトランペットの両方を担当し活躍します。
ベースとドラムとの重く引きずるようなシンクロボトムリズムサウンドが地べたを這いずり回りパーカッションが絡んできます。
オリジナルのエンディングはフェィドアウトのため、STA用に考えてみました。
私が高校生の時に、深夜テレビで「ソウルトレイン」という番組が放映されていました。
当時は洋楽アーティストがテレビで動いている映像を観れる機会というのはめったになく、眠い目をこすりつつ楽しんでいました。
もうジャンルなんかお構いなしに。
そこから新たなバンドを知ってファンになったものもありましたし。
KC&ザ・サンシャインバンドが「ザッツ・ザ・ウェイ」等をスタジオ演奏していて、そんな中にこのKOOL&THE GANGも出演。
「FUNKY STUFF」「JUNGLE BOOGIE」等を演奏していました。
周りではものすごい数の男女のダンサー達が踊りまくっていましたが口パクだった記憶が・・・。
フェィドアウトしていましたよ。
それでも私の脳裏にはインパクト大でしたね。
あのうねりが出せないのですから・・・。
同じ音を出しているのに「どうしてなんだろう・・?」と考え込んじゃいました。
ちなみにシングルのB面には「MORE FUNKY STUFF」という続編ともいえる曲が収録されています。
こちらも一聴の価値あり。
収録アルバムは「WILD&PEACEFUL」
「ジャングル・ブギー」も入っています。
1988年発表の「GREATEST HITS&MORE」にはラップを入れてさらにブラック色が前面に押し出されているリミックス・ヴァージョンが収録されています。
コメント
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