THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOLl.39 '10小樽浅草橋オールディズナイト

2010-07-19 23:14:49 | Live Set List
7月18日(日)



マリンフェスタを終えSTA8人の猛者達は、小樽の顔とも言える観光名所NO,1の運河にかかる「浅草橋」へ本日2度目のライブの為に移動。この頃になるとそうとうに空模様が、怪しく・・・しかももの凄い湿気だ。
我々が到着した時、ちょうどSTAの2代目ドラマーが参加しているバンドがライブのまっ最中。
ここのイベントは今回でVOL7、今年は3日間の開催でトータル50バンドが熱演を繰り広げる。
その真ん中日の18日ど真ん中にSTAが舞台に立つ。
マリンフェスタの余韻を引きずっているのでメンバー一同アドレナリンが噴出している。
衣装をケンは今年のシカゴ来日T-シャツ、マサはマリンフェスタで着ていた海の青からレンガ色の赤(こじつけです・・・笑)のアニマル柄シャツにチェンジ、ミツはスワローズ・ファッション、ノブもお色直し。
主催者サイドよりプレゼントされた飲食チケットで、各自がドリンク&食事をし、リラックスムードで他のバンド演奏を楽しむ。
ところが、ここで本格的などしゃ降り・・・。
あたり一面水浸し。
これは大変なことになった。
楽器や器材もずぶ濡れ。
初日の浅草橋ライブは新聞記事になっていたけれど、そこには写っていないテントが今日は張られているのでなんとか最悪のトラブルは回避できそうだが。
なんでも、内地では梅雨明け宣言だとか。
その余波がこの蝦夷地にやってきたのかな?
こちらの会場では男女2人の司会者がいて、女性は浴衣姿で進行をしてくれる。
さらには、今年のミス潮まつりの2人が挨拶。
当たり前のことだが、美しい・・・。
STAの連中も思わず身を乗り出す。
おおっと・・・そろそろチューニングしてスタンバイかい!っと。
7番目の16:15にSTA登場!!



な、なんと、さっきまで洒落にならないくらいの大雨だったのが、ぷっつりとやんだではないか。
「晴れバンド」STAの伝説は今回も保たれた!
正直、とうとう我々も雨にたたられたかなあ・・・なんて弱気になりかけていたんだけど。
スタッフが一生懸命にテント上に溜まった雨水を落としたり、各テーブルやステージの雨水をふき取り作業。
皆さん、本当に心底このイベントを無事成功させようと一丸となっているのがビンビンと伝わってくる。
これは中途半端な演奏できないわな。
ところで、今回のダブルヘッダー、一番の難関はラバのパーカッション群のセッティングと撤収、収納、移動、再度のセッティングにあった。
ところが、フタを開けてみればなんてことはない、いつもと変わらないくらいのスムーズさ。
もちろんメンバー達の協力の下、円滑にことが運んだのだろうが、それにしてもラバの要領の良さには舌を巻く。
とっくに準備完了で涼しい顔をしているではないか。
それとメンバー達全員のセッティングしている時の表情を見ると、余裕綽々で貫禄すらうかがえる。
中には不敵な笑みを浮かべて戦闘態勢オーケーの者も。
昔のメンバー達だったら考えられないことだ。毎回いっぱいいっぱいで、テンパッていたんだから。
と、ここでどこかで見たことのある2人組がステージ前方テーブルに。
「よお!!」と声をかけられてよくよく見て見たらなんと夕張ファイブペニーSTAライブの時にブラスでゲスト参加していただいたキミ&トモさん兄弟ではないですかあ!!
メンバー達はビックリとともに、元気をもらいました。
さて、多少、ステージは雨で滑るが、ここでもスタッフの方達の機敏な動きと判断であっという間にSTA仕様のセッティングの出来上がり。
ベースに関しても、アクティブかパッシブか、イコライザーを使用するか?の確認が入る。
ここでは試し演奏なしで、司会者の「the sapporo transit authoruty!!」コールでスタート。
相変わらず音響がバツグンに素晴らしい。
モニターも言う事なし。
ブラス隊は3人のアンサンブルが肝なので、各メンバー、そして自分の楽器音がバランス良く鮮明に聞こえるということは、とても気持ちの良い演奏につながるものだ。
この悪条件にもかかわらず・・・さすがPAのプロです。



*****SET LIST*****
1、ONE FINE MORNING(ある晴れた朝〕・・・LIGHT HOUSE
2、Ⅰ CAN'T TURN YOU LOOSE(お前をはなさい)・・・THE BLUES BROTHERS
3、~SUPERSTITION(迷信)・・・STEVIE WONDER
4、~Ⅰ WISH(回想)・・・STEVIE WONDER
5、SOULMAN・・・THE BLUES BROTHERS


****+*MEMBER*****
MASA・・・・・B CHO
NOBU・・・・・G
SHIGE・・・・・TP CHO
KO-CHAN・・・・・TS
MITSU・・・・・TB
KEN・・・・・DR CHO
KAZU・・・・・VO PER
RABA・・・・・PER HANDCLAP CHO

special thanks to・・・・・iku&tomo&kimi&miyuki&MRsaitou


ここでもオープニングナンバーは強烈なブラスロック、それ以降をソウルフルダンシングナンバーでほとんどMC無しぶっ通しにて一気に畳み掛けてみました。(マリンフェスタ・セットリストとは2曲入れ替え)
ただでさえ、ダブルヘッダーはきついのに、これらの曲を息抜き無しのメドレーともなるとそうとうにばてるはずなのだが、今のSTAブラス隊は「けっこう楽だったよ!」とのこと。
頼もしいね、歴代STAブラス隊のなかでもピカイチです。(PA、モニターの貢献度も大きいです)
雨でけっこう観客(観光客含)が閑散としてしまった会場内。
STAがスタンバイ中に、雨がやみ、ブラスロックサウンドが浅草橋運河に轟き始めるとにわかに人の足が止まり、集まり始めました。
中には外人客の姿も・・・。
無名時代のシカゴもカヴァーしていたブルーズブラザースの2曲、あまりにも有名なスティーヴィーの2曲と選曲はなかなかにいけていたようです。
ドラムやベースのイントロから奏でられるリズムにのって手拍子を打ったり、体を揺らしているお客様の姿も見えます。
ノブはワウでうねりを演出、ギターソロの時には、グッとステージ前方に出てきた。
あらら・・・マサだけかと思ったらちゃっかりとノブもワイヤレスを使用していたんだあ。
忘れてはいけないのは、今回からラバがスタンディングスタイルのセッティングにしたということ。
「Ⅰ WISH」エンディングにおけるブレイクの連発で繰り出されたラバの手拍子フィルイン、バッチリ効果あったと思うよ。
現在のブラス隊、シゲの発案でミツにハモリを持ちかけたところ、「ワン・ファイン・モーニング」のイントロに登場するメインリフが物凄く際立って響き渡るようになった。
今のSTAブラス隊は熟成されてきました。





ライブ終了後はマサが代表してインタビューを受けました。
「ソウルマン」が締めの曲になったのは初めてじゃあないでしょうか?
司会の女性の方に「さすがソウルマン!」とふられて思わず返答に詰まってしまったあ・・・。(汗・・・)
クラッシュビートのバリサクちゃんも大喜びで楽屋のテントに駆け込んできて絶賛してくれました。
ということで、なんだかんだと悪天候を心配しつつも、結果はオーライですね。
ここで、8月の小樽ライブ出演のオファーが舞い込んできた!
来月は、もうすでに2本ライブが決定しているのでスケジュールの都合がつかず残念ながら見送る事に・・・本当に残念。

しばらくの間、後半のライブイベントを堪能した後は、宴会担当のラバがすばやく打ち上げ会場を押さえてあったのでそちらへ出発。
2月の小樽エンペラー・オールディズナイトの時にも、お世話になったジンギスカン店へ。
周囲のお客様が目を白黒するくらいにSTAのメンバー達はめちゃくちゃにたらふく食いまくり、飲みまくり。
だっておいしい、安い、店の雰囲気もいい。
多いに笑って語り、時にはウンチク話しに火花が散る(笑)。
STAの歴史、さらには大きく飛躍してAKB48を手始めに70~80年代の王道路線からマニアックなアイドル達・・・その他、ちょっとしらふでは書けない内容満載・・・ああ・・。
肉をつつきながら気づいたのだが、メンバー達が真っ赤な顔をしている。
そうとう酔っ払っているのかな?と思ったら腕も胸もマッカッカ!
日焼けしちゃったみたい・・・。
あんな天気でも焼けちゃうんだね。
とにかくお疲れ様。

早いもので、いつのまにか、半年はとっくにすぎてしまったけれども、ようく考えてみれば今年の前半はヴォーカル・チェンジ以外は大きな事件もなく平和に順調にライブバンドSTAとしてグレードアップできたと思います。
こんなことは、STAの歴史上、初めてです(思いっきり断言しちゃいます)
1年半前では考えられないくらい、今のSTAは成長していると思います。
現メンバーでなければ達成できなかったことが、ここのところ、大量に実現しています。
喜ばしい限りであります。

「俺達の見た未来は輝ける未来、栄光への旅路、約束の地へ」
コメント (3)
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vol,38 小樽マリンフェスタ

2010-07-19 19:42:30 | Live Set List
7月18日(日)
STA初のダブルヘッダー。
遂に実現!




今年の一つの目標が達成されました。
1週間前に雨が降っていたので「この調子なら、ライブ当日は晴れ!」なんて楽観視していたら、週間天気予報は週末雨とのこと。
3日前には、「曇り」まあ雨でなければいいね、ところが2日前にはまたもや「雨」マーク。
ライブ前夜ザーザー降り出しましたが、当日朝にはカラッと晴れ渡りました。
「よっしゃあ!この調子でいこう!」
とマリーナ会場に集合。
さっそくトラブルが・・・・。
朝里~小樽間の高速道路で3重衝突事故が発生して、3キロの渋滞。
メンバーがインターからなかなか降りられない事態に・・・・。
(結果なんとか間に合いました)
ステージはヨットハーバーを背に組まれていて、もちろん足元は海面。
一歩間違えたら「ドボン!」です。
リハ中にも他のバンドがマイクを海中に沈めてしまいました・・・・ああ・・。
でも真横は「石原裕次郎記念館」、その向こうには大観覧車が聳え立っていて、目の前はズラッとヨット群、景観は申し分なし。
10:00スタート。
先月、タイバンを組んだ旭川の「かなけら」さんも3番手に登場。
相変わらずの素晴らしい演奏を披露してくれました。
(前日、カナケラさんと一緒に浅草橋に出演したヴィークルズさん達も応援に駆けつけました)
バンド演奏中にも後ろをヨットが横切ったり、船内でくつろぎながら音楽を楽しむ人々の姿が。
さっきまでの太陽が、段々と怪しい空模様に脅かされ始めました。
ぽつぽつと雨が・・・。
スタッフと一緒にSTAはテントを運搬して、ステージ上にセッティング。
でもSTAが7番目の13:00にステージに上がった際には、雨はやみました。



*****member*****
MASA・・・・・B CHO WHISTLE
NOBU・・・・・G
SHIGE・・・・・TP CHO
KO-CHAN・・・・・TS
MITSU・・・・・TB
KEN・・・・・DR CHO
KAZU・・・・・VO PER
RABA・・・・・PER CHO HANDCLAP




*****SET LIST*****
1、FREE(自由になりたい)・・・CHICAGO
2、FUNKY STUFF・・・KOOL&THE GANG
3、~SUPERSTITION(迷信)・・・STEVIE WONDER
4、~Ⅰ WISH(回想)・・・STEVIE WONDER
5、SOULMAN・・・THE BLUES BROTHERS

special thanks to・・・vehicles&kanakera&atuko&MRsaitou



ここのライブは各バンドが本番に入る前、簡単にバランスチェックをしました。
で、STAの場合はパーカッション&ブラス(x3管)に、ドラムがヘッドセットマイクということもあり、各パートが音出し調整。
PAスタッフは苫小牧のミュージシャン&音響スタッフの皆さんとのこと。
これが物凄く気持ちのいいくらいにバランス&音質、音響が完璧。
メンバーの中には、あまり体調が優れない者もいたのですが、とても演奏しやすかったとのことです。
さすがだなあ・・・あの限られた時間内であれだけのことをこなすなんて。



ラバはこの日、おなじみの前身黒装束姿なのですが頭には初の黒タオルを巻いて登場。
しかも両手にはパール製のパーカッション・リストバンドを装着。
燃えています。
そうだよね、この日の為にラバはじめメンバー3人が前もって現場をリサーチに来た位だから。
いつものブラスロックサウンドはオープニングのシカゴのみで、残りはソウルフルダンシングナンバーをズラッと一気に叩き込むようにメドレー演奏。
(まあ、ソウルマンは無名時代のシカゴも好んでライブでもプレイしていましたが。)
あっという間に1ステージ終了。(途中で少し雨が降ってきました)
ヴィークルズ&かなけらさん達も楽しんでくれたかな!?
ありがとう。




さあ!大急ぎで器材をはけてスタッフの皆さんに挨拶をして、車に楽器を積み込み、各メンバー達が分乗。
次の目的地へ・・・・・つづく・・・・・


コメント (4)
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