THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

孤掌難鳴

2012-11-13 14:49:08 | リハーサル

いつもSTAは一番広い部屋で練習しているのですが(Kスタ)たまには気分転換でという訳で2番目に広い部屋を利用しました(Aスタ)。

ところが天井の高さ、ドラムや機材の種類が違うので多少戸惑い気味。

ミキサーもいつもとはメーカーが違うのでケンは店長の許可を得てドラムスローン脇へケーブルを引っ張って移動。

そこからバランス、音量、音質調整をします。(ドラマー&コーラス&ミキサー&録音&セッティング担当)

メンバーがぞろぞろと集まってセッティングをしながら例のごとくCD購入の話題。

マサからサンタナ、シカゴの続報、ノブはジャズのボックスも購入したそう。

シンもシカゴ10枚組に興味津々。

ついでながらミツとノブはビートルズ・ボックスセットのモノラルとステレオ談義。

なんて会話をしながらもいつのまにか1曲目のイントロが始っています・・・。

3カウントから本編突入。

どうもトロンボーンとトランペットソロの入口がギクシャク。

ユニゾン、ブレイク部分でぐらつくとカッコ悪いので要注意。

経過音の荒らさならなんとか勢いで克服できるのだが。

ピアノを聞くか、ベースを目印にするか・・・ミツ曰く「ここはやっぱりベースを聞くべきでしょ。」

だいぶこなれてきてサマになってきたけれどもまだまだだ。

ホットタイム・ライブの時はメンバー全員がこの1曲にほとんどのエネルギーを集中させていたために他の曲がおろそかになり気味になっていてひたすら反省です。

ちょっとやそっとじゃあ動揺しないメンバーもけっこう慎重に取り組んでいたくらいですから。

ヴォーカルのレベルが小さいのでつまみを上げるとハウリングが起こる。

どうも頭上に鎮座するモニタースピーカーとの距離が近すぎるようだ。

ミツが購入したてのホーン専用マイクロフォンを初めて試そうと持ってきました。

「あれ?コードが短い・・・」

タツも同製品を持っているので色々アドヴァイスをもらっていました。

これでブラスセクションますますのグレードアップ間違いなしだぜ!

先週、風邪気味だっメンバーも少しは回復した様子。

でもマスクは手放せないね。

マサもまだ咳が残っている。

タツも愛器のマウスピースをいつものようにとっかえひっかえ試している。

30本近く所持しているそうで、まったくもって研究熱心だね。(ほんの一部で「楽器館」にての写真参照)

シンのキーボードサウンドがいい感じで響き渡っています。

さりげなくこと細かくコピーしてくれていて心地よい。

なるほどねえ・・・と感心しきりです。

逆に考えたらよくもまあ今までこういった曲を鍵盤なしで堂々とライブ演奏していたものだと身の縮まる思い。

曲間にまったく関係のない話題で盛り上がる。

マサが「急に学校給食が食べたくなった!」と叫ぶ。

ノブ「脱脂粉乳!」、ミツ「カレー!!」、「コッペパン!!」

「給食風食堂が昔を懐かしむサラリーマンに大ウケらしいよ、皿もブリキ製でね」とマサがふるとタツも頷く。

そういえば仕事がら毎日給食を頂いているメンバーがこの中にいます、羨ましい。

でもマサが小学校の時に給食で食べた外見はアイス最中なんだけど中身は納豆(!!)という代物は誰も知らなかった・・・。

そうこうしているうちにケンから「練習しよう」との声で再開。

後半はやはり南極にトライ。

ミツは「これは3回までが限界」という曲を煮詰める。

残り時間はシンのリクエストでお気に入りを2曲メドレーで。

この頃はもっぱらシカゴしか演奏していないSTA。

とても素晴らしいことだ。

やっぱりこのバンド名ならこのパターンが一番ふさわしい。

タツのトランペット機材の写真撮影をしつつも説明を聞く。

「ストラディバリウス(ヴァイオリン?)アルチザン(山下達郎のアルバムタイトル??)」

逆にミツもギター関連のブランド質問をしてくる。

お互いの担当専門分野はやっぱり未知の世界。

餅は餅屋だね。

そうそう、この夜はちょうど東京国際フォーラムAホールにてデヴィッド・フォスター&フレンズとしてピーター・セテラがコンサートをやっている時間帯。

今回の来日はこの1回きりだそうで、今このブログを書いている日はなんと上海でのコンサート日という超過激なスケジュールなのだ。

つまりピーターはまったく日本観光などする暇はなかったというわけだ。

後片付けをしつつもそんなシカゴ界隈の会話で盛り上がる。

マサ「シンの好きなハッピーマンってスタジオヴァージョンでは一度演奏が止まってやり直すでしょ。ところがライノCDではそれがなくていきなり本番演奏さ」

シン「あれはいい曲だよね」

マサ「ピーターはソロでセルフカヴァーしているよ」

ケン「たぶんボーナストラックの関係でⅦはアナログ2枚組だから時間関係でその辺をエディットしてるんだべさ」

マサ「なるほど・・・そういうことか。アナログ2枚組~23の誓い~の栄光への旅路から約束の地への間30秒もCD化の際にはなくなっているのも長い夜&僕らに微笑みをのシングルバージョンがボーナストラックで収録されているからかなあ??まあ時間の制約でばっさりと曲数曲がばっさりとカットされているなんているバンドもあるんだから我慢しましょう。これはこれで貴重なヴァージョンと納得して」

 

補足・・・・・ビートクラブ(ドイツの伝説的音楽専門テレビ番組)にデビューしたてのシカゴ(この時のバンド名はまだCHICAGO TRANSIT AUTHORITY)が白黒画像で円陣体制スタジオライブにて「アイム・ア・マン」を演奏しています。

テリー・キャスの使用ギターは果たしてレスポールレコーディング?SG?ファイヤーバード??と意見が分かれてマサがレーザーディスクで(!!)実際に再確認しました。

正解はやはりギブソンSG。

ピックガードがP、Uを挟んで白い(白黒なので多分です・・・)両対象型のものでしかも3ハムバッキングP、U。

蛇足ながらEW&Fのサウスポーカッティングの鬼、アル・マッケイはテリーを見てテレキャスターにハムバッキングをマウントしたとのこと。

でも今はレモンドロップのギブソン335を使用しているのですね。

しかし両者ともに、ギターの存在感は流石ですな。

あれれ・・・STAリハーサル話が少なくなっちゃた・・・・SORRY・・・・

 

 

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TP MOUTH PIECE

2012-11-13 14:15:44 | 楽器館

TATSUの数多くあるコレクションの中のほんの一部です。

STA向きの物を数本随時スタジオに携帯してきて曲や楽器との相性、その時の気分やシチュエーションによってまめにチェンジしています。

写真右から・・・

MAYNARD・FERGUSON MODEL

BILL・CHASE MODEL

ERIC宮城 MODEL

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TP BACH 2

2012-11-13 14:09:11 | 楽器館

180ML

1980年代の製造

TATSU

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TP  BACH

2012-11-13 13:59:14 | 楽器館

ARTIZAN MODEL

作りはOLD BACHに近い感じ

TATSU

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