シカゴのデビュー・アルバムに収録されている「ビギニングス」(ロバート・ラム作)は現在もライブには欠かせない初期の代表曲です。
12弦ギターの爽やかなストロークから軽快に紡ぎ出されるリズム隊、それに追随する抑え気味ながらもメロディアスなホーン・セクション、ボビーの心ときめくラブソングが徐々に白熱して後半はトロンボーンとトランペットによるソロ・バトル。
ライブでも一際映えるナンバーです。
海外では手に汗握る見せ場でもありますが、日本では「長い夜」「クエスチョンズ67&68」「僕らに微笑みを」のインパクトがあまりにも強烈なので、その間にシングルカットされたこの「ビギニングス」は残念ながら印象が薄い立場に甘んじています(もちろんライブでは盛り上がりますが)。
たしかに、あのシングル盤の編集では仕方ないかも・・・(おいしいところがあちこち見事に削ぎ落とされています。暗黙の3分間オンエアー制約ではああなっちゃうんでしょうね)。
写真のアメリカ盤12インチはサンプル。ディスコプレイ狙いで制作されたもの。故に音質も低音に比重を置いた迫力倍増の一枚。
ホアキンジョークラッセルの手によって仕掛けが施されています。
あの有名なエンディングでのラテンパーカッション音を長尺にして新たにトライアングルやコンガが加えられさらなるゴージャス感を演出。
そしてボサノバの女王アストラッド・ジルベルト(世界的大ヒット曲「イパネマの娘」伝説のボーカリスト)、1969年発表の「ビギニングス」12インチです。
あのセクシーなスィート・ヴォイスで囁くように歌われています。
まるで耳元で口ずさんでくれているかのよう。
アレンジはラフながらもアストラッドをフユーチャーしつつ原曲の再現に力を注いでいます。
8分以上にも及ぶスリリングなトラック。
また話はシカゴに戻り今度は「アイム ム マン」
ご存知のとおりスペンサーデイビスグループの代表曲をシカゴがよりワイルドにアレンジしています。
天才スティービーウィンウッドの傑作ですね。で、この12インチでは掟破りな編集が全編にわたって繰り広げられてます。もちろん長尺でね。
まずはイントロのベースソロから延々ピッキング、続くドラムもやたらめったら長い!追随するパーカッション群もロングバージョン。カウベルなんかは後から加えられた音だし、歌なんかは前半まるで出てこないで、いきなりブレイクした途端ギターとドラムが暴れまくり、あろうことか回転数がコロコロと変わる!
速くなったり、遅くなったり…!これはこれでとっても面白い。ぶつ切りの極致。
まあ、いじりがいある構成の曲だしね。
やっとボーカルがはじまりエンディングに突入…かと思いきやそうは問屋がおろさない。
再びパーカッションが賑やかにはじまりタンバリンやドラムソロは明らかに新録。そこからイントロのベースに戻り効果音や掛け声、雄叫びまで加えて締めくくりはやはりテリーの豪快なるギターで決まり!
仕掛け人は「ビギニングス」同様ホアキンジョークラッセル。
「アイムアマン」をカバーするバンドは膨大な数です。
写真のマッチョなるバンドもディスコブームに便乗して1978年に突然現れた謎のプロジェクト!
17:40にわたってダンサブルビートを前面に押し出し当時話題になりました。ジャケットはパンクっぽいチープなデザインですが、中身の方は徹底してフィーバーできるグルーブがギュー詰め!!!
生物分類上はイルカとクジラに差はない。むしろ、ハクジラとヒゲクジラの差の方が生態的にも形態的にも違いが顕著である。しかし世界的にも日常語レベルでは両者は別のカテゴリーとして認識され、別の名で呼ばれることが多い。
日本語では、成体の体長でおよそ4mをクジラとイルカの境界と考えることが多い。これは定義ではなく、実際に○○クジラ、○○イルカと呼ばれている種の体長から帰納した傾向に過ぎず、4m基準に当てはまらない種もある。例えば、コマッコウやゴンドウクジラのような4mに達しないがクジラと見なされる種も多い。ただしゴンドウクジラはマイルカ科であり、まれにイルカとされることがある(ゴンドウクジラ#特徴も参照)。またイッカク科のシロイルカは、和名に「イルカ」とついているが、成体は5mに達しクジラと見なされることが多い。
英語での“Dolphin”と“Whale”の呼称の区別は、日本語の「イルカ」と「クジラ」の区別とほぼ共通する。例えば小型ハクジラ類のうちゴンドウクジラについては英語では“Whale”と呼びクジラとして扱う点で日本語と共通する。ただし、日本語で「イルカ」と呼ばれる種のうちネズミイルカ科のものは、英語では“Porpoise”と呼んでいて、“Dolphin”とは区別している。
なお、近年の研究により、イルカやクジラに最も近い陸上生物はカバ類であることがわかった。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
JITTERIN'JINN「夏祭り」
北海道の夏は短い…。
お盆が過ぎるとひんやりとした空気が流れはじめます。
自分とは世代が違うけど、意外にもJITTERIN'JINNは好きです。
イカ天なる番組からデビューした数々のバンドの中には素晴らしいバンドがいましたがJITTERIN'JINNは印象にとても残ってます。
男女半々の四人編成。
ベースは後々ちょくちょく入れ替わりありますが、ドラムはなんと女性。
「プレゼント」「にちようび」などもヒットしましたね。
とにかく極力シンプル、タイト、ストレートな作法に徹しながらもセンス良いアレンジと、キュートでちょっと甘酸っぱくほろ苦い昭和テイスト溢れるわかりやすい歌詞が絶妙。こういうのって簡単そうでいてとても難しい。
コンポーザーとしてのギタリスト破矢ジンタの才能は凄い!
もちろんツボを心得たギターテクニックも随所に光っています。
今の時期にぴったりな「夏祭り」は北見出身のホワイトベリーもカバーしてヒットしましたね!