世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

シネコンから、町おこしという発想

2007年02月14日 | 
今、レイトショウから帰ったばかり。
「幸せの力」を観てきた。
いつか来た道、明日はわが身と言う思い。
ウィル・スミスにしてはseriousな内容。
最近観た映画。
「守護神」「ディパーティッド」「リトル・ミスサンシャイン」

 ★  ★  ★

先日、新宿に「バルト9」がオープンした。

いまやシネコンは日本のいたる所あるが、一味違うコンセプトがある。
デジタルスクリーンに、リラクゼーションソファーやイオン効果をもち、高層にあり、カフェも併設、などなど。

映画は、娯楽であると同時に、文化であり、教養と言う位置づけがある。
製作には、膨大な資金と人員を要し、技術と知識の裏づけが不可欠だ。
あらゆる能力の集約産業として魅了してやまない、博打的危うさも内包している。

映画論は次の機会に譲るとして、映画もまた、ただ観るだけのものではない。

SEXと同じで、前戯と後戯が大事なのだ。(表現が露骨でごめんなさい)

食事(お茶)をしてから観るか、観てから食事(お茶)をするか。
それも、いかに気持ちよく。

僕は、観る前にビール、観ながらビール、観てからビールのコースをとりたいのだが、いかんせん、前と中が進むと、アレが近くなって困る。終わるまでガマンの子。

昔、2時間を越す大作の場合、中休みがあった。
オペラやミュージカルでは、今もある。
そこでトイレに行き、カウンターで一杯引っ掛ける。なんとなく優雅な気分に浸れる。あのロビーのざわめきが一層気分を盛り上げる。
ぼくは、この時間と雰囲気が大好きだ。

映画も、中高年の観客が増えている。
最近の傾向として、出入り口に近い席から埋まるそうだ。こういった現象も配慮すべき時期に来ている。

チケットブースの近くには、必ず映画のパンフレットや、グッヅが並べられているが、関連した書籍なども併せて置くと、より効果的だろう。
この手腕は、ディズニーに見習うとよい。

こういう感覚を、町創りの観点に生かすべきだ。
特に、地方の商店街は。