世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

避暑地の恋

2008年07月22日 | 
ハノイから北西へ約350キロ、中国との国境の町LAO CAIへと向かった。

ハノイ駅を夜、9時に出発する寝台車に乗り込む。



ごった返する乗客を汗だくになりながらかき分けて進むと、線路の向こうにその列車は待っていた。

どこからともなく男の子が現われ、荷物をコンパートメントまで運んでくれる。

持ち逃げされないように目を凝らす。


1000ドン(7円)を出すと、不満そうな顔をした。

さらにもう一枚渡すと、人懐っこい笑みを浮かべて走り去っていった。
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