ハノイから北西へ約350キロ、中国との国境の町LAO CAIへと向かった。
ハノイ駅を夜、9時に出発する寝台車に乗り込む。
ごった返する乗客を汗だくになりながらかき分けて進むと、線路の向こうにその列車は待っていた。
どこからともなく男の子が現われ、荷物をコンパートメントまで運んでくれる。
持ち逃げされないように目を凝らす。
1000ドン(7円)を出すと、不満そうな顔をした。
さらにもう一枚渡すと、人懐っこい笑みを浮かべて走り去っていった。
ハノイ駅を夜、9時に出発する寝台車に乗り込む。
ごった返する乗客を汗だくになりながらかき分けて進むと、線路の向こうにその列車は待っていた。
どこからともなく男の子が現われ、荷物をコンパートメントまで運んでくれる。
持ち逃げされないように目を凝らす。
1000ドン(7円)を出すと、不満そうな顔をした。
さらにもう一枚渡すと、人懐っこい笑みを浮かべて走り去っていった。