早朝から電話が鳴った。
寒くて布団から出るのも億劫だ。
少しでも長くアッタカイ布団の中で寝ていたい。
数時間後、再び電話が・・・。
「朝、電話したんだけど」
東京に住む、高校時代の友人からだった。
「お前か、あんな朝早く電話してきたのは。寝てたよ。何かあったのか?」
「いや、ただ寝てるかと思って電話してみた」
「寝てるに決まってるだろ、あんな朝早く。それに、普通、寝てると思ったら電話しないだろ! それを言うなら、もう起きてるかと思って電話するんだろう」
彼には相変わらずの行動だ。
分かっている、長い付き合いだから。
彼は、売れないミュージシャン。
結婚もしていない。
同棲はしているらしいけど。
ボクの友人には、変わった奴が多い。
いわゆる、変人だ。
救いは、変態ではないらしいということだ、確信はないけど。
還暦を過ぎた男同士とは到底思えない、意味不明な会話がしばらく続く。
どうやら瞬間的に学生時代に戻ってしまうらしい。
「お互い、いつまでも成長しないなァ」
電話は切れた。
寒くて布団から出るのも億劫だ。
少しでも長くアッタカイ布団の中で寝ていたい。
数時間後、再び電話が・・・。
「朝、電話したんだけど」
東京に住む、高校時代の友人からだった。
「お前か、あんな朝早く電話してきたのは。寝てたよ。何かあったのか?」
「いや、ただ寝てるかと思って電話してみた」
「寝てるに決まってるだろ、あんな朝早く。それに、普通、寝てると思ったら電話しないだろ! それを言うなら、もう起きてるかと思って電話するんだろう」
彼には相変わらずの行動だ。
分かっている、長い付き合いだから。
彼は、売れないミュージシャン。
結婚もしていない。
同棲はしているらしいけど。
ボクの友人には、変わった奴が多い。
いわゆる、変人だ。
救いは、変態ではないらしいということだ、確信はないけど。
還暦を過ぎた男同士とは到底思えない、意味不明な会話がしばらく続く。
どうやら瞬間的に学生時代に戻ってしまうらしい。
「お互い、いつまでも成長しないなァ」
電話は切れた。