世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

パンツ 

2009年01月17日 | 人生
お袋の下着を買いにスーパーへ行った。



80歳になるお袋のいる老人ホームへ、週に一回、洗濯物を取りに行く。

少し下着もくたびれてきているようだ。

寒いのでチョッと厚めのものがあった方がいいだろう。



当然、女性ものの下着売り場に足を運ばなければならない。

色とりどりのものが所狭しと並ぶ。

なんかドキドキするナー。


どれがいいものかと物色するのも気が引ける。

もちろん、手に取るのも憚られる。

それでなくとも、怪しがられるというのに。



「すいません」 と近くにいた係りの人に声をかけた。

「お袋の下着を探しているのですが、どれがいいものかと思って・・・」


事情を説明すると、快くいくつか選んで見せてくれる。

訳も分からず、進められるままに数点購入した。

チョッと冷や汗が出た。



行くたびに衰えを感じるお袋も喜んでくれるだろうか。