世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

航空業界

2010年02月16日 | 
飛行機に乗るときの楽しみがある。

特に国際線の場合は、ボクにとって二つの楽しみがあった。


一つは、映画が見れること。

路線によっては、日本でまだ未公開の映画が機内で見れることがある。


アジア線では2本が限度だが、

アメリカ線では4本ぶっ透視で見た。


もう一つは、

アルコールが無料で好きなだけ飲めること、だった。

そしてこの40年間当たり前のようにそうしてきた。



ところが、

今や航空業界では生き残りをかけてサービス低下にひた走っている。


国内線、エコノミーでは新聞や雑誌の廃止、

そして、飲み物もお茶と水だけになる。



国際線でも、アメリカ系では、アルコールが有料になっていたのには驚いた。

ボクにとってはFlying Barだったのだ。


映画を見ながらトコトン飲む。

いくら飲んでもタダという貧乏性にはこの時とばかり飲む。

着いた時には酩酊状態ということも当たり前だった。


ところが、

アルコールは一杯当たり$5も取られる。

ほとんどの人がソフトドリンクだけにしている。


なんとなく空の旅の醍醐味が一つなくなった気がした。