世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

無駄な生き方

2019年04月12日 | 100の力
ここまでの我が人生を振り返ると

何と無駄の多い生き方だな、と

つくづく感じる。


受験に失敗し、

亡命を図り、

会社を追われ、

二度も結婚に失敗し、

田舎暮らしも3か所目。

事業も起こしては潰し、

海外を流々転々としてきた。


ずいぶん遠回りをして生きてきたものだ。


こうしてみると、

無駄 = 失敗 

と言えるかもしれない。


だが、

同時に、

その無駄(失敗)こそが

自分の人生に味わいを持たせてくれていることにも気づく。


誰しもすんなりいく人生を歩む者はいない。

みんな、悩み苦しみ、もがきながら生きている。


それこそ無駄の権化ではないだろうか。


いや、

人間は悩み、苦しみの中から

様々なアイデアを生み出してきた。


ちなみに(余談だが)

究極のアイデアは、

「愛」と「出逢」いから生まれる。


ただ悩んだだけ、苦しんだだけでは

それこそ無駄の極みである。

鬱になったり、自殺までする人がいるくらいだから。


悩みを苦しみを、

考え、創意工夫に昇華した時にこそ、

その無駄が活かされる。


悩むんじゃない、

考えるんだ。

そして、感じろ。




特に新しいことを始めるときは

不安を伴う。


不安は人を慎重にもするが

無駄な不安は人を臆病にしてしまう。

そして、尻込みさせる。


未知の世界に、

最初から安心感なんて持てやしない。

だが、同時にトキメキ(期待)を感じるはずだ。


だから、未知の世界に敢えて飛び込もうとするのだ。

でなければ、

一生コンフォートゾーンに身を置いておけばいい。


挑戦者や冒険家は、

常に不安を抱くが

それ以上に魅力を感じるものがあるから

命を懸けてでも挑む。


そして、

無駄に無駄を重ねては

飽くなき挑戦を続ける。


その底辺に流れるものは何か。


それは、

信念であり、

勇気であり、

覚悟である。


そして、

なにより、

「愛」である。


最後は、

開き直ればいいんです。


そこに美学を感じるのです。


そう思った時、

あー、

無駄とは究極の美学なのだと知りました。




4月11日(木)のつぶやき

2019年04月12日 | ライフスタイル