世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

半径2万キロから、20キロの暮らしへ

2020年10月03日 | 100の力
生活が一変した。


誰しも多かれ少なかれそうだろう。

海外に行けなくなったのが痛い。


一年以上、海外に行かないことは、

学生時代以来の異例のことだ。


「その人の可能性は、

行動距離に比例する」
 というのが持論だった。


これまでは

地球を舞台に駆け回っていた。


それが今や隣近所の動きを強いられている。

(ほとんどの方がそうであろうが)


「夢は、行動と情熱によって現実化する」 と思っている。


そして、

フットワーク軽く、

ずっと現場主義を貫いてきた。


見知らぬ土地で、

見知らぬ人に会い、

食べたことのないものを口にし、

やったことのない経験をして、

カルチャーショックを受けながら

異文化に触れ

多様性を培ってきた。


現地で、

五感をフルに働かせて直感と感性を磨いてきた。


それが持ち味だ。


機械も、水も、

動かなければ錆びる、腐る。


人間も同じ。

衰える。



確かに、

今の世の中、

ネットで、居ながらにして多くの情報や知識を得ることは出来る。


人との繋がりもある程度保てる。


実際、今はその手段しかない。


それでも

今やれることは多い。

今だからこそ、

やれることはいっぱいある。



だが、

何をやっても隔靴搔痒の感は免れない。



「花の咲かないときは、

根を張る時期」 と、氣持ちを入れ替える。


耐え忍んで、

見えない地中で、

もっと深く、

もっともっと広く

根を張り巡らせる。


そして、

さらに大きな実や花を咲かせても

揺るがない土台を創る。


海外が解禁になった暁には

一回りも二回りも大きな幹の木となっていることだろう。


まだまだこれから

大輪の花を咲かせるために。


今やれることを粛々とやりながら。




【Asay-go-Roch】


「人生、死ぬまで右肩上がり」


「死ぬ直前こそ、人生のピークであれ」