昨夜は、
北海道からのリピーターのお客さんと
ティピーの中で焚き火をして
楽しいひと時を過ごした。
彼らはまだ20代の若者である。
モノは溢れているが、
いわゆる「失われた30年」に
生まれ育っている。
"Japan as No.1" とまで言われた
70年代を中心とする
日本の高度経済成長時代とは全く無縁の世代である。
かつて、
♬戦争が終わって、
僕らは生まれた~(^^♪
という反戦フォークソングがあった。
ここで言う戦争とは、
第二次世界大戦のことだ。
ミレニアム世代(20代前半~30代後半)、
Z世代((18~25歳)の
いわゆるデジタルネイティブ世代は
ベトナム戦争も、
アフガン、イラク戦争さえ知らない。
♬戦争を知らずに 僕らは育った(^^♪
と、歌は続く。
今回のロシアのウクライナ侵攻で
戦争とはこういうものかを
実感として初めて知った、という。
世界がこれだけ経済的に繋がりを持ち、
一体化している時代に、
未だ18~19世紀にいるかのようなふるまいを見せる
プーチンの時代錯誤ぶりが際立つ。
今や、戦争の形態は
実弾戦から
情報戦(IW: Information Warfare)へと大きく変わった。
さらに、現代戦は、
陸・海・空戦に加え、
サイバー戦、宇宙戦、電磁波戦、情報戦、外交戦、
経済制裁などの経済戦、
法律戦などを含むあらゆる手段を駆使した
全領域戦(All-Domain Warfare)となっている。
今回のウクライナ戦争の行くへは
まだ予断を許さないが、
どういう形で終わろうと
世界を敵に回したプーチンに勝ち目はない。
侵略行為がいかに愚かで
割に合わないものかを
同じ穴の狢である
独裁侵略者、習近平にも思い知らせなければならない。
いずれにせよ、
これ以上、人の血を流すことなく
一日も早い終結を望むばかりだ。