久しぶりの観劇だった。
2016年の熊本地震からの復興祈念の下、
「水と火と木、
そして再生の物語」というテーマである。
前半は、
熊本出身の俳優、
高良健吾と橋本愛という豪華キャスト(?)による
パフォーマンス劇が
オーディションで選ばれたバックダンサー(コンテンポラリー)と共に繰り広げられた。
企画は、これまた熊本出身で、
政治学者 、
東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長の姜 尚中(カン サンジュン)、
総合演出は、映画監督の行定勲。
彼とは知り合いの中なので、
開演前に面会を申し出たが、
マネージャー対応で済まされた。
後半は、
その二人によるトークセッション。
久しぶりの観劇だったが、
内容の評価はさておき、
現在、
自分自身が芸能プロダクションに籍を置いてみて、
見る目が変わった。
つまり、
自分自身の身に置き換えて見るようになった。
俳優だけでなく、
演出家としても。
そういう意味では
とても興味深い
学びの多いイベントであった。