桃も桜も、蕾をいっぱいに膨らませ、
開花間近。
そんな春の昼下がり。
蝶が舞い、
ウグイスが歌う。
こんな日は、
テラスで
コーヒーをすすりながら
ロッキングチェアに揺られて日光浴。
セロトニンを身体中に分泌させ、
素足でアーシング。
目を閉じ、
ゆっくりとした呼吸を繰り返す。
頭頂から足裏へ
「氣」の流れを感じる。
森の木々が
大地から水を吸い上げ、
幹を通り、
枝から花の蕾へ流れるように。
啓蟄(3月5日)も過ぎ、
ワームムーン(3月の満月)も2日後に迫る。
タケノコが恥ずかしそうに姿を現し、
虫たちが騒ぎ出す。
同時進行で
様々な動きが躍動する。
まるでマルチタスクをこなすように。
脳内の想像と、
瞼の裏の映像が
一瞬を、
悠久の時に変える。
また良いことが起こりそうな予感。
充実感に包まれた
春ならではの
至福の時。