いわゆる "FIRE" を卒業する人が増えているらしい。
ボクも、49歳でプチFIREした。
が、それも1~2年で飽きてしまった。
そのままのんべんだらりと過ごしていたら、
今頃ボケていたかもしれない。
リタイアしたら田舎でのんびり暮らそう、
などとは思わないほうがいい。
人は生きていくうえで、
役割と刺激が不可欠である。
自分の居場所と生き甲斐
と言い換えても良いかもしれない。
居場所も生き甲斐もどちらもない暮らしは
まるで生きた屍のようだ。
想像しただけでゾッとする。
そこで、
ボランティアをしたり、
ふらりと旅に出ることで紛らわせていた。
その延長線上に
いろんな人との係わりができ、
遊びやビジネスの企画、展開が待っていた。
そもそも「ゼロイチ」人間である。
つまり、
無から有を創り出す。
(人のやらないことをやる)
好奇心の赴くまま
面白そうと感じることなら
何でもやってみる。
失敗を恐れず、
新しいことにドンドンチャレンジする。
むしろ、進んでリスクをとる気概を持って。
<Risk taker>
それに、
最初から採算(儲け)を考えない。
(お金は後からついてくると信じる)
だから、
無謀だバカだと揶揄される。
だが、それが面白くて、
社会(誰か)の役に立つものなら
必要なお金(資金)は自ずと集まる。
とにかく
自分が楽しいことに
全神経と時間と体力を注ぎ込む。
人と会い、話し、酒を酌み交わす。
相手を想い、相手の困ったを解決する。
解決できなくても、
話を聴き、寄り添う。
少しでも相手の喜ぶことをする。
そこに自らの喜びと幸せを感じる。
そうすれば好循環が生まれ、
幸運が舞い込む。
(幸運体質になる)
自ずと自己肯定感が高まり、
自分軸を築くことが出来る。
こうして人生は上昇気流に乗り、
より充実したものとなっていく。
拙著『生涯成長論』より。