世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ニューヨーク物語

2012年07月08日 | 国際
実は、

今回のニューヨークへの旅はただの観光旅行ではない。



娘の結婚のために訪れた。

このことについては現在進行中であり


後日このブログで述べることになるだろう。



さて今日は、

これだけはいきたいと思っていた

スパーダーマンを観てきた。



映画ではない。

ミュージカルのスパイダーマンだ。





ブロードウェイ史上もっともお金をかけただけあって

なかなか凝りに凝っていた。




何といってもワイヤーワークが素晴らしい。


舞台だけはなく、

観客席から天井まで余すところなく使っての


アクションだ。



   バルコニー席まで飛んできて、止まっているところ



右から左から、上から下から

消えたと思ったらどんどん出てくる。



ナント10人もスパーダーマン役がいた。

マスクをしているから出来るんだよね。


最後はスタンディングオベーションでの喝采だった。


今までのオーソドックスなブロードウェイミュージカルとは

ちょっと趣が変わって良かった。



次は、”ゴースト” だ。

これも楽しみ。




今日は、その前にアンティークスのフリマに行ってきた。




アンティークスには目がないが、

やはりニューヨーク価格とあって高い。




欲しいものは山ほどあったが、

ここはぐっと我慢の子になって堪えた。



    売ってる人もアンティークだった((笑))






日曜日の明日はもっといろんなものが見れそうだ。


なんてったって

NYはおもちゃ箱をひっくり返したような街なのだから。

Sex and The City

2012年07月07日 | 国際
久しぶりにアメリカンエアーに乗った。



ANAが最新のB787だったので

AAのB777が古く貧弱に見えた。



だがそれ以上に、いつものことと言え

アメリカのキャビンアテンダントのサービスの悪さは天下一品だ。


一頃アメリカ線はアルコールが有料になったが

ビールとワインが無料サービスに復活していたことは

正直うれしかった。



だが、他の飲み物は

なんとセルフサービスを強いられた。


それも、ニコリともせず顎で場所を示す態度。





そんな無愛想な彼女らは相手にせず

機内でも執筆にいそしんだ。



日本のおもてなし精神が輸出できそうだ。




さて5度目のニューヨーク。

一人で来たのは今回が初めて。



JFK空港からタクシーでマンハッタンに向かう途中に見る

摩天楼はさすがに圧巻。


ニューヨークに戻ってきたことを実感する瞬間だ。



ロウア―イーストにあるチャイナタウン内の安宿を取った。


ベッドだけの汚いドミトリーホテルだ。

一人旅ならできることだ。


それでも一泊50ドル以上する。



ニューヨークは今日も30度を超える暑さだ。

短パン、ノースリーブに着替えて地下鉄でダウンタウンへ。


       恒例のロックフェラーセンター前で

格好だけ見るとフィリピンやベトナムにいる時と何ら変わりはない。




ニューヨークの地下鉄は

一乗りがどこまで行っても2ドル50セントと安い。


29ドルの7日間フリーパスを買った。






それでは五番街やタイムズスクエアの表情をどうぞ。

サラジェシカパーカー張りのニューヨーカーがちらほら。






なぜか店の前には裸のマッチョマンと着物の女性が。












お馴染みの裸の歌うカーボーイギターリスト




ミュージカルのコマーシャル。




なぜだかこの暑さの中でミッキーたちも繰り出して。




騎馬警官もスマホで遊んでる?



今日はここまで。


時差ぼけを解消するために早めに就寝。



明日はミュージカルを堪能しよう。

いざニューヨークへ

2012年07月06日 | 
久しぶりのニューヨーク。


ワクワクドキドキなんだけど、

今回は目的が目的だけに

今までとはちょっと違った旅になりそう。


営業もしてくるし。




ただ、いきなりトラブル発生。


昨日の国内線で

スーツケースの取っ手を壊されてしまった。





ナヌー、と思わず絶句。

どうしてこうなるの!



修理を頼んでいる時間なんかないので

4000円もらって和解。


まあ、こんなこともあるさ。




で、チェックインのとき

いつでも通路側を頼むのだが



「英語出来ますか」 って聞かれた。


こんなことを聞かれたのみ初めてだったので、

ハイと言って、どうしてと聞いた。



非常口の足元が広いお席をご用意します、

と意地らしいことをいってくれる。


非常口の席は英語ができる方でないと、と。



ヤッパ、こんな時にも得するんだ。



で、眠い目をこすりながら


行ってきや~す!

病院の都合

2012年07月05日 | 社会
母の手術が終わった。


ボクは立ち会わなかった。


それはボクのささやかな抵抗だったのかもしれない。



ニューヨーク行を前日に控え

懸念があった。



医師の説明を聞いて

本当に手術する必要があったのか

いささか疑問が残る。



彼の説明には少なからず無理があった。




医師は言った。

手術しないと他の病院で引き受けてもらえないか、と。

長く居られると困るのです、とも。


これが本音だったと思われる。




残念ながら今の日本の医療制度の仕組みがそうなっている。



特に緊急性の高い病院では

患者の在院日数の長期化を極端に嫌う。



入院については病床の機能分化が十分ではなく、

急性期の患者と長期の療養が必要な患者が混在することが多くなっているからだ。




今の状態でも患者は然程支障はないのに、



ケアの簡素化と


長期在院患者を受け入れる病院や

老人介護施設への転移を促せざるを得ない。



引き受ける施設がなければ

在宅ケアにならざるを得ない。



これが高齢化社会の実態なのだ。




いずれにせよ

手術はボクの意に反して行われた。



上手くいったという。

それはありがたいことだ。



だが怖いのは術後の合併症だ。


年齢が年齢だし、体力もない。


いつ急変するかもしれない状態の中で

予断は許さないが


後は経過が良好であることを祈るばかりだ。





重い気持をい抱いたまま

ボクは機上の人となる。



そして行く先にも


大きな課題が口を開けて待ち受けている。



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【追記】

施術をしてくださったお医者様は

非常に立派な方で、

信頼をおける誠実さと高度な技術を持っておられた。


何の不満もない。


そして

毎日ケアにいそしんでいただく看護師さんにも

感謝の気持ちでいっぱいだ。



個々人を非難する気は全くない。

それどころか頭の下がる思いである。




惜しむべきは医療制度そのものだ。



高齢化社会は萎むどころか

20~30年間はその勢いを増す。



何せ、明日は我が身なのだから。



加えて、子供や孫たちへの負担が増えることは必至だ。



医師不足(特に腕のいい医者はすくない)が叫ばれる中、


病床は余り気味だ。




一方で

介護施設は数年待ちもあるほど不足している。

待っている間に亡くなるケースも増えている。



在宅介護の悲哀も後を絶たない。



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【結論】


こんな日本に誰がした。


アッ、オレか!?

団塊の世代だもんな。



後20~30年後というのは

団塊の世代がほぼ消滅する時期だ。



そうなれば日本の人口構造も自ずと変わってくる。



だが少子化が改善されない限り

このジレンマからは解放されないだろう。



そのころは子供たちが我々の年代になる。

孫たちも大人になっていく。



ツケを残してはならない。



そのためにも

最後のご奉公をしなければいけない。




社会貢献。


少子化撲滅運動。





よし、

子作りに励も!!


まだまだいける!


チョッと、目的違うんじゃない!????



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【結論2】


日本を救う本当の解決策は

移民政策にある。


それは、

日本が移民国家になることを意味する。



だが悲しいかな

現実はスズメの涙ほどの移民しか受け入れていない。



そして日本人もまた

これからは海外と頻繁に行き来しなければならない。




だから、なんといっても

英会話力は必須なのである。


(やっぱり最後はそこへ来たか!)

日本の未来を一緒に考えませんか

2012年07月04日 | 社会
『Prsn T in Kumamoto』

が、新しく熊本に登場した。


「プレゼント イン 熊本」 と呼ぶ。



趣旨は、こうだ。


日本の「今」(present)

リアルタイムで駆け抜けているインディペンデントな人達が、

プレゼンテーション (present) を通して

未来の日本に向けてプレゼント(present) する。



というもの。



フリートークの時間を通して、

年 齢や職種を超えた 「新しい日本」を考えるコミュニティ

ここから一緒に作っていければという思いが込められている。



これを熊本で立ち上げたのは

熊本在住の熱き二人の男性。



熊本から情報を発信し、

熊本をもっと元気にという意気込みだ。



そこで

この栄誉ある第一回目のプレゼンターとして

ボクにオファーがあった。



場所も、フリートークにふさわしく

この「フリートーク」を選んでいただいた。




日時は、

7月19日(木曜) 午後7時30分からだ


どなたでも参加できる。




巷で行われている

一方的な講演やセミナーと違い


双方向的な議論の場を目指している。



そうした意味でも

殺伐とした会議室ではなく


サロンである「フリートーク」がふさわしい。



聴きたいだけの人ではなく、

発言したい人の場でもある。



心を通わせ、頭を働かせ、

自分の考えを自主的に発言
する。



人それぞれ考え方は違う。


それを否定するのではなく

尊重しつつ自分の意見を発信していく。



相手の話を聴き、理解する。

その上で、自分の意見をはっきり述べる。




これこそが

今の日本に最も必要とされるコミュニケーション技術であり、



日本を救い、世界へ飛躍させる大きな要素ではないだろうか。




イベントの内容は、


前半が、ボクの話、

後半は、参加者全員でのディスカッションとなる。




そうした出会い の中で

みんながつながり合い、


気付き があり、


新しい世界へ一歩踏み出す というものだ。



みんなで夢を追いかけ、成長を促すことができる。




巷にある単なる名刺交換の枠を超えた異業種交流会

密度の濃い起業塾をも兼ね備えた


画期的なイベントといえるだろう。




この企画を仕掛けた

二人の情熱家の思いが伝わる。



日時: 7月19日(木曜日) 午後7時30分~9時30分(延長あり)

場所; フリートーク  

    熊本市中央区水道町2-7 Tel.096-223-5698

費用: 大人 1,000円 (コーヒー付、お替り自由)
    学生   500円 (同上)



お申込み、お問い合わせはメールで; dreamincountry@gmail.com

または、facebook ”Prsn T in Kumamoto” のページへ。


人数に制限がありますのでお早めに。



メンタルトレーニング

2012年07月03日 | 苦境
体を鍛えている人は多いと思う。

だが、意外とメンタル面は弱い場合がある。


体と心は連動している。


体も鍛え、健康でなければならないが


どちらかと言えば

メンタル面が大きい比重を占める。


強そうに見えてもすぐに心が折れてしまう。


体の強さ以上に心の強さが必要だ。




何をやっても長続きしない、

やることがコロコロ変わる。

何をやってもうまくいかない。


そんな自分が嫌になる。



いつも失敗ばかりしていると

どんな強い人間でもめげてくる。





強くなければならない、

上手くなければならない。


失敗してはいけない。

弱みを見せてはいけない。




「ねばならない」、

「〇〇してはいけない」

と思っていると疲れてくる。





ボクだって

人一倍くよくよするし

めげたり落ち込んだりする。



絶望感にも襲われる。

夜も眠れないときだってある。





モチベーションを保つのは並大抵ではできない。



自分を信じろ、

自分の可能性を信じろ
 と口では言っても


実際にどうすればいいのか。




よく

集中力だとか、


今を大切にしろとか

今を生きろとかいうが


具体的にどういうことなのか。



それができりゃこんなに苦労はしないのだ。



夢はでっかくなんて言葉に囃されて、

最初から無理な目標を立てる。



これでは

誰しも途中で挫折する。


目的と目標を混同したり、

間違っている人がいる。




目的は、最終ゴールだ。

いきなり壮大な目標を達成できる人はいない。



今まで何もしなかった人が

いきなりオリンピックに出るといっても

出来ない。



コツコツとトレーニングを積むところから始めなければならない。


まず筋力をつけるといった身近な小さな事柄が

目標となる。




誰しも何らかの形で成功体験を持っているだろう。

何かで褒められた経験があるだろう。



そこにフォーカスして、目の前のことから始めることだ。



つまり、まず

自分の好きなこと、得意なことをやってみる。


そして小さな達成感を覚える。




体を鍛えて自信を持つ。

おしゃれをしてみるなど外見から変えてみるのも一つの方法だろう。




まず自分の夢(目的)を明確にする必要がある。


何がやりたいのか、

何をやろうとしているのか。


そのためには

ある程度の使命感(ミッション)が必要となる。



何のためになるのか、

人の役にたつのか、


誰かのためになるのか、


誰かを喜ばすことができるのか、

幸せにすることができるのか、などなど。





夢を明確にするには


紙に書く

人に言う



他人の幸せや成功を願う
 ことなどが有効だ。




まず、

「目の前のこと」をやっているうちに、

目標への道が見えてくるということがよくある。



目の前のこととは、

意外と小さなことが多い。



片づけをする

掃除をする、


ベッドを整える、

手を洗う、

歯を丁寧に磨くなど日常的なことだ。


そうした「小さなことを、きちんとやって積み重ねていく」ことで

結果を出していく。


地味で、手間がかかって、

それでも高確率で前進できる。



それが達成感につながる。



小さくても

自分の変化や成長を感じることが重要なのだ。



そして、そうした自分を褒めること。





それでもめげることはある。


いつも頑張って正面から向かっているばかりでは

誰でも疲れてしまう。




そんな時は

スパッとやめてみるのも一つの手だ。



拘っているものから離れてみる。

距離を置く。



いわゆる気分転換(回避)だ。



音楽を聴くのもいいだろう、

体を動かしてみるのいい、



知らないところへ行って自然の中に身を置くのもいい、


やったことのないことをやってみることだって効果的だ。



自然の中にはパワースポットが多くあって

実際にパワーをもらうことだってできる。



パワーを感じる場所に足を運べなくても、

意識的に

パワーを感じる言葉を口に出して使ってみる。

パワーを感じる考え方をしてみる。

パワーを感じる本を読んでみる。

パワーを感じる人に会って話をするだけでもいい。




つまり

本物に接する

現場へ行く

遠くを見る
 などが効果を発揮するのだ。



また


人のことを気にせず、

自分のペースでやることが大切だ。



そのためには

イメージトレーニングがいい。


五感でいいイメージを重ねていく方法だ。



呼吸をゆっくりするだけでもいい。

瞑想、ヨガ、座禅、気功といった方法を取り入れればなおさらいい。





自分なりに

自分に合った


創意工夫は欠かせない。



そうした地道な努力を重ねていくうちに

ゴールまでの見取り図が見えてくる。



そしてビジョンが明確になってくる。




心の筋トレは

日常生活の心がけと

習慣から鍛えられていくものだ。

気乗りしないNYの旅

2012年07月02日 | 
ニューヨーク行きが3日後に迫っている。


旅には常にウキウキ感が伴う。

ワクワクドキドキも一緒に。



だがなぜか今回は憂鬱感が漂う。


娘の結婚という

おめでたい目的があるというのにだ。



しかも場所はニューヨーク。

ボクのフェイバレット・プレイス(お気に入りの場所)だ。




NYは、どこよりも興奮を掻き立ててくれる。


それにもちろん娘の結婚は嬉しい。




なのに、

テンションが一向に上がらないのは、なぜか?



分かっている。

理由は一つだけではない。




まず、

ボクの母親が手術をする翌日に立たなければならないこと。


不安を抱え

後ろ髪を引かれる思いで旅立たなければならない。



もう一つは、

娘の結婚後の行く末だ。



巷では国際結婚は増えている。

今や珍しいことではない。



長女も国際結婚組だ。



それはまだいい。



もう一つ、

シングルマザーの増加だ。

ボクの周囲だけだろうか。


やけに多い。



当然だがそれえなりに苦労が多いように見受けられる。



もちろん

ダメ夫を見限ってのことだろうから

そのまま仮面夫婦を続けるのよりもましかもしれないが。



問題は

子供だ。



ボクにも離婚経験があり

別れた子供がいる。



人生は長く

それぞれだから一概には言えない。



悲観的考えばかりが先行している。


まだ子供ができたわけではない。



経済的自立はできるのか。


結婚後、日本に帰ってくるのだといいうが

どうするつもりなのかは言わない。




子供の幸せを願わない親はいない。

幾つになっても子供のことを心配しない親はいない。



子供の結婚を願わない親もいない。




日本やアメリカのみならず

世界がいま生きることへの試練に立たされている。



若い子供たちや孫の将来は

悲観論が渦巻く。




別れる以前に

結婚さえできない男女が増えている。



まず

結婚できることを素直に喜ぼう。



別れるつもりで結婚するものは誰もいない。



最高の幸せを夢見て結婚するのだ。




現代は

不透明だとか、先が見えない時代だとかいわれるが


むしろ、先が見えすぎるのではないだろうか。



情報が氾濫し、

統計学が進歩し


悲観論者の予想屋が闊歩する。




バラ色の人生には転落が伴う。

むしろ悲壮感を背負って生きる方が無難なのかもしれない。



昨今、ニーチェがもてはやされた。


最高を夢見る時、

最悪も想定しておくのが賢明な生き方だ。



そして

最悪に陥っても



逞しく生き抜いていく

力と知恵を普段から身に着けておくことだ。




単に諸手を挙げて祝うより

老婆心を働かせるのが親としての務めなのではないか。



自らの人生を振り返る時

そう思わざるを得ない。





【追記】


この梅雨空が、

いっそう気持ちを鎮めている。


最高に気乗りしないの日といわれる

雨の月曜が拍車をかける。



浮かれてはいけない、

有頂天になってはいけない、


自惚れてはいけない。



最高の時こそ

気を引き締めなければならない、と。