国家統計庁から発表された2013年3月の物価上昇率(対前年同月比)は、1.0%の上昇となりました。物価上昇率は、2012年5月以降、大幅に低下しています(2011年9月6.7%、10月5.2%、11月5.7%、12月4.9%、2012年1月5.8%、2月5.4%、3月5.4%、4月4.8%、5月2.2%、6月1.8%、7月1.3%、8月2.2%、9月1.4%、10月1.2%、11月1.4%、12月2.5%、2013年1月1.8%、2月1.7%)。なお、2月と比べると3月はマイナス0.1%でした。
3月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の停滞があります。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は引き続き停滞しています。中国はカンボジアの重要な輸入先であり、輸入品の価格安定はカンボジアの物価に好影響を与えていると分析されています。ただし、アメリカに引き続き、日本でも大幅な金融緩和が実施されつつあり、一次産品の価格上昇は引き続きリスクのひとつです。
国際機関もカンボジアの物価上昇率を下方修正しています。国際通貨基金(IMF)は、2013年の物価上昇率を3.1%(改定前4.4%)と予測しています。アジア開発銀行は3.0%(改定前4.5%)と予測しています。
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3月の物価上昇率が落ち着いた理由としては、世界経済の停滞があります。アジアでも中国を中心に鋼材や石化製品等の素材の供給過剰が続き、価格は引き続き停滞しています。中国はカンボジアの重要な輸入先であり、輸入品の価格安定はカンボジアの物価に好影響を与えていると分析されています。ただし、アメリカに引き続き、日本でも大幅な金融緩和が実施されつつあり、一次産品の価格上昇は引き続きリスクのひとつです。
国際機関もカンボジアの物価上昇率を下方修正しています。国際通貨基金(IMF)は、2013年の物価上昇率を3.1%(改定前4.4%)と予測しています。アジア開発銀行は3.0%(改定前4.5%)と予測しています。
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