カンボジア中央銀行(NBC)は、新10万リエル札を発行しました。5月14日のシアモニ国王陛下の60歳の誕生日を記念して発行されたものです。10万リエルは、約25ドル(約2550円)に相当します。表面の肖像は、昨年亡くなられたシアヌーク前国王陛下とモニカ王妃がお二人で並んでいるものです。裏面は、シアモニ国王陛下が、シアヌーク前国王陛下とモニカ王妃とご一緒に描かれています。紙幣としては、国際的に見ても大変にやさしい図柄であると言われています。
カンボジアは高度にドル化された経済で、市中に出回っている現金の9割以上が米ドルであると言われます。これまで一般に流通していた自国通貨の最高額の紙幣が2万リエル札(約5ドル:約510円)でしたので、高額の支払をリエル札で行うのは実質上困難がありました。カンボジア中央銀行では、緩やかな脱ドル化を目指しており、自国通貨建ての高額紙幣の発行は、リエルの使用機会の増加を期待したものとも言えます。
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カンボジアは高度にドル化された経済で、市中に出回っている現金の9割以上が米ドルであると言われます。これまで一般に流通していた自国通貨の最高額の紙幣が2万リエル札(約5ドル:約510円)でしたので、高額の支払をリエル札で行うのは実質上困難がありました。カンボジア中央銀行では、緩やかな脱ドル化を目指しており、自国通貨建ての高額紙幣の発行は、リエルの使用機会の増加を期待したものとも言えます。
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