世界保健機関(WHO)は、5月3日に、カンボジアのHIV/AIDS対策が成功し、2020年には新規感染者をゼロに抑え込むことが可能になるだろうと発表しました。WHOによれば、カンボジアは、世界でも数少ないHIV/AIDS対策の成功国であり、1990年代のピーク時には年間1万5500人の新規感染者があったのに対し、2010年には2100人、2012年には1000人まで減少させたと高く評価しています。主要な要因としては、政府によるセックスワーカーへのHIV/AIDS対策の浸透、HIV/AIDSに感染している母親への対策等が功を奏したものと分析しています。対策のための予算は年間5000万ドル(約50億円)であり、その9割はドナー諸国が負担しています。WHOでは、今後ともしっかりと対策に取り組めば、2020年には新規感染者ゼロを達成することが可能になるだろうとしています。
世界全体では、HIV/AIDSの感染者数は3400万人(2011年)と見られ、カンボジアでは約7万5000人が現在感染していると見られます。
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