日本の金融業界等で働く若い人たちが主体となっているNPO「Living in Peace」が、2009年に日本で初めてマイクロファイナンス機関に投資ができるファンド「マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド:カンボジアONE」を立ち上げました。ファンドの募集・運用は、これまでに音楽ファンドやレストランファンドと言ったニッチなファンドの経験があるミュージックセキュリティーズが行いました。投資先はカンボジアの農村部を対象に事業を行うマイクロファイナンス機関で、一口3万円で資金を集めました。
このカンボジアONEとそれに引き続くカンボジア2が償還を迎え、2013年7月17日に償還されました。元本保証のないファンドで、カンボジアのマイクロファイナンスというリスクのある分野に投資するものでしたが、結果は、3年間の運用で、元本に年率7.0%の利益を付して償還できたとのことです。投資金額は約4000万円でしたが、カンボジアで2000人以上の人々に貸し付けられ、効果を上げたとしています。この償還を記念して、7月20日に東京・青山で償還記念パーティがありました。
このファンドは、カンボジアの農村を助けるという大きな社会的な意味を持つ試みでもありますし、最近注目を集めているBOPビジネス(貧困層関連ビジネス)の観点からも注目されてきました。Living in Peaceの慎泰俊代表は「小さな一歩だけど、これは日本におけるマイクロファイナンス投資の歴史においては歴史に残る大きな飛躍になるのだと思う。」と述べています。チャレンジングな最初の試みが、カンボジアでの十分な効果と、日本の出資者への十分な利益を残して償還を迎えたことはたいへん喜ばしいことであり、今後の同様の活動が更に期待されます。
NPO法人Living in Peace 慎泰俊代表のブログ
http://taejun-shin.tumblr.com/post/55689416776
ブログ「カンボジア経済」2009年9月16日「カンボジア向けに日本初のマイクロファイナンスファンド」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/f19240f2ab994594183c451a2aff069e
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このカンボジアONEとそれに引き続くカンボジア2が償還を迎え、2013年7月17日に償還されました。元本保証のないファンドで、カンボジアのマイクロファイナンスというリスクのある分野に投資するものでしたが、結果は、3年間の運用で、元本に年率7.0%の利益を付して償還できたとのことです。投資金額は約4000万円でしたが、カンボジアで2000人以上の人々に貸し付けられ、効果を上げたとしています。この償還を記念して、7月20日に東京・青山で償還記念パーティがありました。
このファンドは、カンボジアの農村を助けるという大きな社会的な意味を持つ試みでもありますし、最近注目を集めているBOPビジネス(貧困層関連ビジネス)の観点からも注目されてきました。Living in Peaceの慎泰俊代表は「小さな一歩だけど、これは日本におけるマイクロファイナンス投資の歴史においては歴史に残る大きな飛躍になるのだと思う。」と述べています。チャレンジングな最初の試みが、カンボジアでの十分な効果と、日本の出資者への十分な利益を残して償還を迎えたことはたいへん喜ばしいことであり、今後の同様の活動が更に期待されます。
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