8月24日、マレーシアにて開催された日メコン経済大臣会合において、2016年から2020年の5年間のメコン地域の産業発展の道筋とそれを実現化するための政策の方向性を提言した「メコン産業開発ビジョン」が採択されました。このビジョンの実行により、メコン地域において、今後5年間で約200億ドル、同地域のGDPの2%相当の上昇が見込まれます。
「メコン産業開発ビジョン」では、メコン地域が生産・輸出拠点としてだけでなく、消費市場としても伸びてきている点、また、タイに進出した日系企業を中心に、「タイ+1」の動きが出現し、カンボジア、ラオス、ミャンマーが工業化の黎明期となっている点に着目し、今後、各国が強みのある産業を中心に力を入れる一方で、互いの国を補完し、地域一体かつ持続的な発展を目指した「Specialization & Collaboration」というコンセプトを掲げています。また、中国、インド、ASEAN諸国と隣接するという地域特性から、これら周辺諸国の成長をも取り込み、アジアと世界のバリューチェーンの中核となるというビジョンを示しました。
このビジョンは、日本の経済産業省が中核となって策定されたもので、今後、JICA、JETRO、日本アセアンセンター、ADB、ERIA等の関係機関と連携して作成する「ワーク・プログラム」に従って実施されていく予定です。カンボジアを含むメコン諸国の開発が、日本政府等の支援によって、更に加速することが期待されます。
(図は経済産業省の新聞発表より)
経済産業省の新聞発表
http://www.meti.go.jp/press/2015/08/20150824003/20150824003-1.pdf
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「メコン産業開発ビジョン」では、メコン地域が生産・輸出拠点としてだけでなく、消費市場としても伸びてきている点、また、タイに進出した日系企業を中心に、「タイ+1」の動きが出現し、カンボジア、ラオス、ミャンマーが工業化の黎明期となっている点に着目し、今後、各国が強みのある産業を中心に力を入れる一方で、互いの国を補完し、地域一体かつ持続的な発展を目指した「Specialization & Collaboration」というコンセプトを掲げています。また、中国、インド、ASEAN諸国と隣接するという地域特性から、これら周辺諸国の成長をも取り込み、アジアと世界のバリューチェーンの中核となるというビジョンを示しました。
このビジョンは、日本の経済産業省が中核となって策定されたもので、今後、JICA、JETRO、日本アセアンセンター、ADB、ERIA等の関係機関と連携して作成する「ワーク・プログラム」に従って実施されていく予定です。カンボジアを含むメコン諸国の開発が、日本政府等の支援によって、更に加速することが期待されます。
(図は経済産業省の新聞発表より)
経済産業省の新聞発表
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