2月28日、国際的格付機関のムーディーズは、カンボジアのソブリン発行者格付けを今回も「B2」で変わらずと発表しました。また、今後の見通しも安定的としています。問題のない対外債務状況・財政状況、縫製品輸出と観光に支えられた力強い経済成長、好調な対外直接投資の流入等を評価しています。他方、信用拡大のペースが速いこと、高度なドル化、一人当たり所得・貯蓄が低いこと等が課題となっているとしています。
ムーディーズでは、カンボジアの2017年成長率を、6.9%と予測しています。縫製品輸出、観光、建設等に支えられた高度成長を評価しています。他方、成長のベースが特定産業に偏っている経済構造は外的ショックに脆弱な面があること、経済成長が民間向け信用の急速な拡大に支えられていること等に懸念を示しています。リスクとしては、政治と金融を挙げています。政治については、緊張の高まりが、直接投資に影響する等、経済に影響を与えるリスクがあるとしています。
なお、ムーディーズの格付けでは、AaaからBaaまでの10段階は「投資適格」、Ba以下は「投機的」と分類されています。カンボジアの「B2」は、「投機的とみなされ、信用リスクが高いと判断される債務に対する格付け」と定義される「B」のうち中位にあることを示しています。
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ムーディーズでは、カンボジアの2017年成長率を、6.9%と予測しています。縫製品輸出、観光、建設等に支えられた高度成長を評価しています。他方、成長のベースが特定産業に偏っている経済構造は外的ショックに脆弱な面があること、経済成長が民間向け信用の急速な拡大に支えられていること等に懸念を示しています。リスクとしては、政治と金融を挙げています。政治については、緊張の高まりが、直接投資に影響する等、経済に影響を与えるリスクがあるとしています。
なお、ムーディーズの格付けでは、AaaからBaaまでの10段階は「投資適格」、Ba以下は「投機的」と分類されています。カンボジアの「B2」は、「投機的とみなされ、信用リスクが高いと判断される債務に対する格付け」と定義される「B」のうち中位にあることを示しています。
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