ロイター通信の元ホーチミン支局長のジェームス・プリングル氏がカンボジアデイリーに「カンボジアは、米国の戦争借款を返済する必要は全くない」との意見記事を寄稿しました。
「私のことをフン・セン首相の支持者だという人は誰もいないと思うが」で始まる記事で、同氏は「ただし、米国による、子どもや女性を含む多くのカンボジア人殺戮についてだけは、フン・セン首相が100%正しい。」と断じています。ベトナム戦争時に、カンボジアを含めて担当していたプリングル氏は、当時の状況を述べた後で、最近、ウイリアム・ヘイト米国大使がカンボジアに対して債務の返済を求めたことを「厚かましい要求」として非難しています。そして、「カンボジアが返済すべきという戦争時の借款の債務よりも、もっと大きな債務を米国は負っている。」と主張しています。
マスコミ関係者から、このような意見が出ていることに、驚きを感じました。米国内にもカンボジアの債務を免除してはどうかとの声もあるようですので、この問題に米国が真正面から取り組むことが期待されます。
(写真は、カンボジアデイリーより。1973年カンボジアを爆撃する米軍機)
カンボジアデイリー3月8日
https://www.cambodiadaily.com/opinion/opinion-cambodia-owes-absolutely-nothing-us-war-loans-126286/
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「私のことをフン・セン首相の支持者だという人は誰もいないと思うが」で始まる記事で、同氏は「ただし、米国による、子どもや女性を含む多くのカンボジア人殺戮についてだけは、フン・セン首相が100%正しい。」と断じています。ベトナム戦争時に、カンボジアを含めて担当していたプリングル氏は、当時の状況を述べた後で、最近、ウイリアム・ヘイト米国大使がカンボジアに対して債務の返済を求めたことを「厚かましい要求」として非難しています。そして、「カンボジアが返済すべきという戦争時の借款の債務よりも、もっと大きな債務を米国は負っている。」と主張しています。
マスコミ関係者から、このような意見が出ていることに、驚きを感じました。米国内にもカンボジアの債務を免除してはどうかとの声もあるようですので、この問題に米国が真正面から取り組むことが期待されます。
(写真は、カンボジアデイリーより。1973年カンボジアを爆撃する米軍機)
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