カンボジア経済

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新刊「躍動・陸のASEAN 南部経済回廊の潜在力」

2017年03月01日 | 経済
 「躍動・陸のASEAN、南部経済回廊の潜在力 - メコン経済圏の新展開」(浦田秀次郎・牛山隆一編著。文眞堂。税込3780円)が刊行されました。日本企業の進出先として一段と注目されるASEANのメコン圏、そのなかで最も大きな発展潜在力を秘めると言われる南部経済回廊について、浦田秀次郎・日本経済研究センター特任研究員(早稲田大学大学院アジア太平洋科教授)を座長に、我が国を代表するASEAN・メコン経済の専門家も交え、計8人のメンバーで構成する研究会で議論を深めた結果をまとめたものです。カンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストの鈴木博もメンバーの一人として、第6章「存在感高まるカンボジア――南部経済回廊を活用して国際的サプライチェーンの一環へ」を執筆しております。
 南部経済回廊は、ベトナムのホーチミン、カンボジアのプノンペン、タイのバンコク、ミャンマーのダウェイを結ぶもので、メコン圏経済の今後の発展に大きな役割を果たすと期待されています。本書では、タイやベトナム、ミャンマー、カンボジアからの視点、日本企業の展開例など様々な面から、南部経済回廊を徹底分析しました。研究者、企業関係者、学生など幅広い層に向けて執筆されており、南部経済回廊を理解するためには最適の一冊と言えます。お勧めです。ぜひご一読ください。
 なお、プノンペンでは、日本貿易振興機構(JETRO)事務所、JICA事務所でお手に取ってご覧になれます。

目次
まえがき
総論 南部経済回廊が秘める潜在力
第1章 南部経済回廊開発の経緯・展望―インフラ整備のさらなる進展に期待
第2章 タイプラスワンと南部経済回廊―メコン圏のハブ機能を高めるタイ
第3章 タイ, 対CLM経済関係の拡大進む―南部経済回廊,対カンボジア貿易で役割増大
第4章 ベトナムの視点から考える南部経済回廊―ベトナム企業の対カンボジア投資を促進
第5章 ミャンマーのダウェイSEZと南部経済回廊―経済効果への期待大,新政権は開発に慎重
第6章 存在感高まるカンボジア―南部経済回廊を活用して国際的サプライチェーンの一環へ
第7章 日本企業の事業展開例―南部経済回廊を活用して積極経営

下記の文眞堂のサイト経由Amazon等のネット書店で購入可能です。
http://www.bunshin-do.co.jp/catalogue/book4915_NS01.html#netshop

Amazonのサイト
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4830949155/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=bunshindo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4830949155


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