6月8日、オウン・ポン・モニロット経済財政大臣は、シアヌークビル港湾公社の株式市場への上場式典で、債券市場の2018年1月の開設を目指して準備を進めていると述べました。カンボジア政府は、国債は発行しておらず、当面は企業が発行する債券の取引がメインになるものと見られます。債券市場は、証券市場を補完する役割も期待され、カンボジアの民間企業の中長期資金の調達手段の多様化に大きく貢献するものと期待されます。
カンボジア証券取引委員会(SECC)は、今年初めから関連法・規則のパブリックコンサルテーションを始めており、債券発行手続き、債券の格付機関等に関する検討を進めています。関連省令の準備は進んでおり、SECCによる省令案は間もなく完成する見込みです。カンボジアの銀行融資は、短期・中期が主になっており、債券市場では、より期間の長い中期~長期の大型資金需要に対応することが期待されています。なお、債券市場では、当初はリエル建て債券を扱い、ドル建て債券は今後の課題としています。
債券市場の開設は、民間企業の長期資金需要に応えることに加え、投資家側から見た資金運用手段の多様化にも貢献すると見られ、カンボジアへの投資誘致にも効果が期待されます。
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カンボジア証券取引委員会(SECC)は、今年初めから関連法・規則のパブリックコンサルテーションを始めており、債券発行手続き、債券の格付機関等に関する検討を進めています。関連省令の準備は進んでおり、SECCによる省令案は間もなく完成する見込みです。カンボジアの銀行融資は、短期・中期が主になっており、債券市場では、より期間の長い中期~長期の大型資金需要に対応することが期待されています。なお、債券市場では、当初はリエル建て債券を扱い、ドル建て債券は今後の課題としています。
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