11月10日、カンボジアのフン・セン首相は、ベトナム・ダナンで開催されているアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に合わせて、12日に開催予定のAPEC・ASEAN首脳間の非公式協議において、カンボジアのAPEC参加を討議したいと発表しました。APECは、日本、米国、中国、ロシアやアジア・太平洋諸国21カ国・地域が参加していますが、ASEAN諸国では、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの7カ国のみが参加しており、残るカンボジア、ラオス、ミャンマーが未参加となっています。このため、フン・セン首相は、これら3カ国の参加を求めたいとしています。カンボジアもタイやベトナムといったASEAN主要国との貿易関係が重要となるとともに、APECの主要国への輸出に際してベトナム等の参加国との競争で不利を招かないためにもまずはAPECへの参加を進めていくことが重要となりつつあります。
今回のAPEC首脳会合では、環太平洋経済連携協定(TPP)について、米国を除く11カ国で大筋合意するに至り、「包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)」として発効を目指すこととなりました。今後の日本、オーストラリア、カナダ等の主要国への輸出を考えると、カンボジアも早期にCPTPPへの加盟についても検討していく必要が出てくるものと見られます。
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今回のAPEC首脳会合では、環太平洋経済連携協定(TPP)について、米国を除く11カ国で大筋合意するに至り、「包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)」として発効を目指すこととなりました。今後の日本、オーストラリア、カナダ等の主要国への輸出を考えると、カンボジアも早期にCPTPPへの加盟についても検討していく必要が出てくるものと見られます。
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