7月7日、プレアビヒア遺跡がユネスコで世界遺産に登録されて13周年を迎えました。「アジアのマチュピチュ」「絶壁寺院」の名の通り、鋭い絶壁の山頂に突如出現する巨大寺院は、素晴らしい遺跡です。天空の寺院の突端からは、すばらしい眺望も得られます。
プレアビヘア遺跡については、1962年に国際司法裁判所の判決でカンボジア領であることが確認されています。また、2008年7月には、当時のタイ政府(サマック首相)も同意の上で、カンボジアの世界遺産としてユネスコに承認されています。タイ側は、2008年の政変以降、軍部主導によりこれらの合意を覆そうと武力に訴え、2011年2月には軍事行動を起こし、多数の死者を出す事件も起こしています。2013年に、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は、世界遺跡「プレアビヒア寺院」遺跡周辺の国境紛争に関する裁判で、遺跡がカンボジア主権下の領土に位置することを認めた1962年の判決を保持するとした上で、遺跡が立つ高台一帯を カンボジア領であると認めています。
こうした歴史を乗り越えて、現在は、プレアビヒア遺跡までの道路も整備され、観光客も気軽に訪問できる場所となっています。シェムリアップからの日帰りも可能となっているとのことです。私が訪問したのは2008年で、今とは状況が違いますが、素晴らしい遺跡に感動でした。新型コロナが終息しましたら、是非訪問されてみてください。
(写真は、プレアビヒア遺跡。2008年1月撮影)
ブログ「カンボジア経済」2008年2月3日「世界遺産(申請中)プレアビヒア寺院」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/df52065bb8634c4288437b17c2f550da
ブログ「カンボジア経済」2011年2月6日「プレアビヒア遺跡付近でカンボジア軍とタイ軍で銃撃戦」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/3c861f1a1b7419af023b60897cf72016
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プレアビヘア遺跡については、1962年に国際司法裁判所の判決でカンボジア領であることが確認されています。また、2008年7月には、当時のタイ政府(サマック首相)も同意の上で、カンボジアの世界遺産としてユネスコに承認されています。タイ側は、2008年の政変以降、軍部主導によりこれらの合意を覆そうと武力に訴え、2011年2月には軍事行動を起こし、多数の死者を出す事件も起こしています。2013年に、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は、世界遺跡「プレアビヒア寺院」遺跡周辺の国境紛争に関する裁判で、遺跡がカンボジア主権下の領土に位置することを認めた1962年の判決を保持するとした上で、遺跡が立つ高台一帯を カンボジア領であると認めています。
こうした歴史を乗り越えて、現在は、プレアビヒア遺跡までの道路も整備され、観光客も気軽に訪問できる場所となっています。シェムリアップからの日帰りも可能となっているとのことです。私が訪問したのは2008年で、今とは状況が違いますが、素晴らしい遺跡に感動でした。新型コロナが終息しましたら、是非訪問されてみてください。
(写真は、プレアビヒア遺跡。2008年1月撮影)
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