7月23日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、マクロ経済監視データベース・システム(Macroeconomic Surveillance Database System: MSDS)の稼働を記念する式典をオンラインで開催しました。このシステムは、日本政府の資金協力とアジア開発銀行(ADB)の技術支援を受けて、NBCが5年間をかけて開発したものです。このシステムにより、カンボジアのマクロ経済や金融の状況を監視・分析することが容易になり、物価安定や持続可能な経済成長を確保するための戦略・政策の策定に役立つとしています。
このシステムでは、70の基礎指標を収集・管理するだけでなく、300種類の表やグラフを作成することが可能となります。単月、四半期、年間ベースで基礎指標等のデータがまとめられ、6つのマクロ経済分野ごとにまとめられます。6つの分野とは、世界経済の変動、マクロ経済の安定性、海外データ、財政分野、金融分野、近隣諸国との比較のためのデータとなります。このシステムにより、信頼性の高いデータを得られるだけでなく、周辺諸国、特にASEANAS+3諸国と共通のデータを提供可能になるとのことです。
経済データの収集や管理は地味な仕事ですが、経済の本当の状況を把握し、適時適切な政策を策定・実施していくためには必要不可欠なものです。こうしたシステム造りが日本政府等の協力を得て実現したことは大きな意義があります。まずは試験的運用とのことですが、今後の活用が大いに期待されます。
(写真は、NBCのフェイスブックより)
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このシステムでは、70の基礎指標を収集・管理するだけでなく、300種類の表やグラフを作成することが可能となります。単月、四半期、年間ベースで基礎指標等のデータがまとめられ、6つのマクロ経済分野ごとにまとめられます。6つの分野とは、世界経済の変動、マクロ経済の安定性、海外データ、財政分野、金融分野、近隣諸国との比較のためのデータとなります。このシステムにより、信頼性の高いデータを得られるだけでなく、周辺諸国、特にASEANAS+3諸国と共通のデータを提供可能になるとのことです。
経済データの収集や管理は地味な仕事ですが、経済の本当の状況を把握し、適時適切な政策を策定・実施していくためには必要不可欠なものです。こうしたシステム造りが日本政府等の協力を得て実現したことは大きな意義があります。まずは試験的運用とのことですが、今後の活用が大いに期待されます。
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