カンボジア経済

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カンボジア 来年の東南アジア競技大会開催に向けて

2022年06月08日 | 経済
 5月23日、ベトナムで開催されていた第31回東南アジア競技大会(SEA Games)の閉会式が行われ、来年の第32回大会のホスト国であるカンボジアに大会旗が引き継がれました。次回の第32回大会は、「スポーツ:平和の中で生きる(Sport: Live in Peace)」をモットーとして、カンボジアで2023年5月5日~17日に実施される予定です。プノンペンを中心に、シェムリアップ、ケップ、シアヌークビル等で、合計40種目の競技が行われるとのことです。また、パラ競技大会も2023年6月1日~10日に開催されます。カンボジアが東南アジア競技大会のホスト国となるのは初とのことです。
 今年の第31回大会でカンボジアは合計63個のメダル(金9個、銀13個、銅41個)を獲得しました。一昨年のフィリピンでの第30回の46個(金4個、銀6個、銅36個)から大幅に増加しており、来年の自国開催での大幅なメダル数増加を期待する声も高まっているようです。
 来年の大会開催時には、選手・役員だけでも1万人以上の来訪が予定されています。近隣諸国を中心に競技大会の観客のカンボジア来訪も期待され、新型コロナで深刻な影響を受けた観光業界にとって、カンフル剤となることも期待されます。また、来年は7月に総選挙もあることから、空港や道路、高速道路等のインフラの完成予定も目白押しとなっています。昭和39年の高度成長期の日本での東京オリンピックの時の盛り上がりやインフラ整備の進展、経済への好影響が思い出されるところです。大会の成功が大いに期待されます。
(写真は、AKPより。ベトナムでの閉会式で披露されたアプサラダンス)



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