11月30日、CamTechサミット2023がプノンペンの銀行研究センターで開催されました。この会議は、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)とカンボジアフィンテック協会の共催で開催されました。今回のテーマは、「パートナーシップの育成:メコン地域とその先に向けたデジタル金融サービスのためのイノベーションと協力の振興」です。
カンボジアのフィンテック開発の立役者であるNBCのチア・スレイ総裁は、「NBCは、民間セクターと協力してフィンテック開発を推進してきました。フィンテックは、農村部での金融アクセスの改善等を通じて金融包摂に大きな効果を示しています。」と述べています。
カンボジア政府は、フィンテック開発政策2023~2028年(Cambodia Financial Technology Development Policy 2023-2028)を今年10月に発表しました。フィンテック開発政策の3本柱は、金融イノベーションの促進、金融安定性の維持、金融包摂の振興となっています。
様々なしがらみや規制で、新たな技術の導入が進まない日本と違って、カンボジア政府は、ITやフィンテック等の分野で新技術を積極的に導入しています。すでに、モバイルバンキングや電子支払、配車サービスやデリバリー等では、日本を凌駕していると言ってもよい状況となっています。開発途上国が、新たな技術を一気に導入して先進国に追いつき追い越していく「リープフロッグ(蛙飛び)」の好例と言えます。NBCをはじめとしたカンボジア政府の今後の積極的な政策立案・実施が期待されます。
(写真は、チア・スレイ総裁。NBCのフェイスブックより)
NBCのフェイスブック(クメール語です)
https://web.facebook.com/nationalbankofcambodiaofficial/posts/pfbid033vyWPg6w64WwdbaC6rhy4doqLMsHP1p3emXGBjdfR1PwxkoeLbztxk73Q3MjRrXql
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
カンボジアのフィンテック開発の立役者であるNBCのチア・スレイ総裁は、「NBCは、民間セクターと協力してフィンテック開発を推進してきました。フィンテックは、農村部での金融アクセスの改善等を通じて金融包摂に大きな効果を示しています。」と述べています。
カンボジア政府は、フィンテック開発政策2023~2028年(Cambodia Financial Technology Development Policy 2023-2028)を今年10月に発表しました。フィンテック開発政策の3本柱は、金融イノベーションの促進、金融安定性の維持、金融包摂の振興となっています。
様々なしがらみや規制で、新たな技術の導入が進まない日本と違って、カンボジア政府は、ITやフィンテック等の分野で新技術を積極的に導入しています。すでに、モバイルバンキングや電子支払、配車サービスやデリバリー等では、日本を凌駕していると言ってもよい状況となっています。開発途上国が、新たな技術を一気に導入して先進国に追いつき追い越していく「リープフロッグ(蛙飛び)」の好例と言えます。NBCをはじめとしたカンボジア政府の今後の積極的な政策立案・実施が期待されます。
(写真は、チア・スレイ総裁。NBCのフェイスブックより)
NBCのフェイスブック(クメール語です)
https://web.facebook.com/nationalbankofcambodiaofficial/posts/pfbid033vyWPg6w64WwdbaC6rhy4doqLMsHP1p3emXGBjdfR1PwxkoeLbztxk73Q3MjRrXql
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村