カンボジア経済

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外国人管理システムへの登録促進 登録がない場合ビザ更新を制限

2020年05月06日 | 経済
 4月27日、カンボジア内務省出入国管理総局は、外国人管理システムの取扱を厳格化するとの通達を発出しました。通達によりますと、外国人管理システム(Foreigners Present in Cambodia System: FPCS)に登録が完了していいない外国人については、2020年7月1日以降、ビザの更新に応じないとしています。外国人管理システムは、昨年から導入されたもので、現在のところ3万人程度が登録を完了しているとのことです。
 登録を行うのは、原則として、住居の大家さん、ホテルのオーナー等の義務となっています。私も大家さんにお願いしましたが、パスポート(コピー)、ビザ(コピー)、写真2枚等が必要とのことでした。なお、スマホのアプリからも登録が可能とのことです。
 カンボジアでは、ここ数年、中国人の流入が続いていましたが、ビザ等の必要書類をきちんと取得していないケースも多かった模様です。カンボジアは、周辺諸国に比べてビザの取得や更新が比較的容易ですが、シアヌークビル等での中国人による犯罪の増加等の事態を受けて、長期滞在外国人の監理強化が進められています。
(写真は、昨年まで中国人の出入国が多かったシアヌークビル国際空港)



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