11月14日、国際協力機構(JICA)は、カンボジアとの間で、技術協力プロジェクト「物流システム改善プロジェクト」に関する討議議事録に署名したと発表しました。高度な産業の誘致・振興により産業構造の転換を目指すカンボジアにおいて、そのボトルネックとなっている物流システムのマスタープランの策定、組織横断的な実施枠組みの整備等を通じて、同国の物流システムを安価で安定性と信頼性を備えるものに改善することに寄与したいとしています。
カンボジアはメコン地域の中央に位置し、その立地特性と勤勉かつ安価な労働力を生かした近隣国との分業で順調な経済成長を遂げています。グローバル・サプライチェーンが拡大する中、カンボジア政府は地域の連結性を一層向上すべく、日本からの支援等を活用して南部経済回廊やシハヌークビル港等をはじめとするインフラの拡張整備を進めています。しかし、物流産業の近代化・効率化や通関・配送の情報化の遅れにより、物流事業・サービスの品質とコストは依然として国際水準に劣ることが課題です。このため、本事業では、中・長期的な物流改善ビジョンを含む物流マスタープランの策定、その実施枠組みの整備、優先事業の実施・調整、評価・モニタリングを実施する計画です。
国際協力機構の新聞発表
https://www.jica.go.jp/press/2017/20171114_02.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
カンボジアはメコン地域の中央に位置し、その立地特性と勤勉かつ安価な労働力を生かした近隣国との分業で順調な経済成長を遂げています。グローバル・サプライチェーンが拡大する中、カンボジア政府は地域の連結性を一層向上すべく、日本からの支援等を活用して南部経済回廊やシハヌークビル港等をはじめとするインフラの拡張整備を進めています。しかし、物流産業の近代化・効率化や通関・配送の情報化の遅れにより、物流事業・サービスの品質とコストは依然として国際水準に劣ることが課題です。このため、本事業では、中・長期的な物流改善ビジョンを含む物流マスタープランの策定、その実施枠組みの整備、優先事業の実施・調整、評価・モニタリングを実施する計画です。
国際協力機構の新聞発表
https://www.jica.go.jp/press/2017/20171114_02.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村