英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『MR.BRAIN』 第五話「「変人脳科学者VS美しき多重人格者!!結末は驚愕のアハ体験!?」

2009-06-21 09:43:49 | ドラマ・映画
 相変わらず長いタイトルです。ピアニストはどこ行ったんだ?

 そう、結末を次週に引っ張り、その後、新たな展開を見せるというのはアメリカのテレビドラマに見られますが、事件が解決した時点ではすっきりしますが、放送終了時には、また、もやもやが残ってしまい、読みきりドラマの特性はなくなってしまいます。
 それに、放送終了時には、前半部分の印象は残らず、エンドロールを見て「そういえば、そうだった」と思い出す感じになります。
 今回は仲間由紀恵が強烈だったので、私の記憶から綺麗に消し去られていました。まさに、「そういえば状態」でした。

 それにしても、「ハホイニ」で「八木仁」ですか、とっさによく思いつきますね。


★今週の脳科学
①人は形より色を優先して認識する
 トイレの実験がわかりやすいですね。人型のイラストはそのままにして色だけは男女逆、つまり、男性用が赤で、女性用を青にする。そうすると、男女を間違えてトイレに入ってしまう人が多いという実験です。
 これも、前々からいわれていたことで、テレビの実験番組で実際に実施したところ、間違えた方がかなりいました。

②海馬や大脳新皮質以外にも記憶するポケットがあって、農の一番奥のところに大切な思い出や感情や感動がしまわれている。

 いいですね。ええ。

 今回の記憶障害のピアニスト中川優(佐藤健)のメロディに対する、自責や感動の反応は、まさに大切な記憶が脳の奥にしまわれているということからきているのでしょう。

★今回の犯人追い詰めの決め手
 やはり、「ひっかけ」でした。神経衰弱にかこつけて、犯行の証拠をちらつかせそれを盗ませる。
 犯行現場が特定できれば、いくらでも証拠は出てきそうですが、こうやって犯人をハメルのが、このドラマの見せ場なのでしょう。
 それにしても、九十九は性格が悪いですね。助手の和音(綾瀬はるか)に対しては、「いびり」としか思えません。

 それに、演奏中に立ち上がって話すのは最低です。


 今回の科警研は、科警研らしい仕事をしていましたね。

 優の姉を演じた木村多江さん、薄幸の女性が似合う女優さんですが、今回はそれに加えて、「優しい姉」も似合うと強く思いました。
コメント (2)
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