英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

大平武洋五段・順位戦メモ【補足あり】

2013-08-06 17:34:37 | 将棋
順位戦C級1組
第1局 糸谷六段戦 119手 糸谷六段勝ち 終局16:24 大平五段の考慮時間1時間39分
第2局 加藤九段戦  84手 加藤九段勝ち 終局20:30 大平五段の考慮時間2時間18分
第3局 金井五段戦  58手 金井五段勝ち 終局16:40 大平五段の考慮時間1時間49分
 論じる気も起きないので、メモとしてここに記しておきます。
 私の考えは過去記事に述べてあります。
「淡白な投了」(2013年2月11日記事)
「どうやらやる気がないらしい」(2013年3月12日記事)
「どうやらやる気がないらしい その2」(2013年3月13日記事)

【補足】
手数や考慮時間、終局時刻だけではよく分からないと思いますので、終局間際(終盤ではない)の部分だけ少し紹介します。

 第1図は直前に▲7四歩と突き捨て△同飛とさせ、飛車の利きを8筋から逸らせ▲8二角と打ち込んだところ。
 9一の香取りは受からないが、空中戦での香を取りにいく▲8二角はやや甘く、なかなかうまくいくことは少ない(1手を掛けて香を取った馬の働きが悪い)。1筋の歩を取り込まれているのも大きそうだ。
 第1図以下、△2八歩▲同金△2七歩▲3八金△1七歩成▲同香△同香成▲同桂△7六香(第2図)と進んだ。

 △7六香は次に△8五桂が狙い(▲同桂は△7八飛成がある)。7五ではなく7六に香を打つのは違和感があるが、桂跳ねを消しながら飛車を転回する▲8六飛も消している。
 そこで大平五段は、▲2四歩△同銀と少し後手陣を乱してから▲8六歩と△8五桂を消したが△4四角と打たれて7分考えて投了している(△1七角成の桂取りと7七への取り込みが同時には受からない)。


 現段階では詳細な消費時間は分かりません。
 第1図の4手前(41手目)の▲7七桂時点では大平五段の通算の考慮時間は1時間23分、金井五段は2時間15分。
 △1七歩成(50手目)までの消費時間は大平五段1時間30分、金井五段3時間21分。
 終局時の考慮時間は大平五段1時間49分、金井五段3時間28分。
コメント (4)
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