私を差し置いて、nanaponさんとssayさんが、あれやこれや語っていらっしゃり、コメントをつけようと思ったのですが、片方だけにするとひがむといけないし(御二人ともひがむような方ではありませんが)、かと言って、お二人にコメントを書き分けるほどのネタもないので、記事にしちゃます。
このドラマの魅力を一言で表すと爽快感でしょう。
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」という理不尽な法則や権力の横行に、半沢は屈せず、真正面から立ち向かう。
「倍返しだ(10倍返しだ)」
という台詞も頼もしい。
しかも、自分が見込んだ零細、中小企業には融資やアドバイスをする優しさもある。まさに、“弱きを助け、強きをくじく”格好よさ。
『水戸黄門』『遠山の金さん』のような勧善懲悪の時代劇にも通じるものがあるが、ドラマ前半から中盤にかけての「辱」の部分は時代劇にはなく、クライマックスの敵(上司)をやっつける(やり込める)シーンは、時代劇は権力や武力によるものに対し、半沢は法的に際どい部分もあるが、自力で立ち向かう。しかも、自分の信念によって周囲も味方につけるという心ときめく展開も用意されている。
敵役も個性的で、
“机をバンバン叩く男” 小木曽 次長(緋田康人)
“支店長の腰ぎんちゃく” 江島浩 副支店長(宮川一朗太)
“部下にもパワハラ、銀行の天敵の陰湿男”大阪国税局統括官 黒崎駿一(片岡愛之助)
“責任押し付け、悪質小細工男” 浅野匡 支店長(石丸幹二)
“これから活躍(暴れる?)しそうな、いかにも腹黒男” 大和田暁 常務(香川照之)
彼ら悪役が、半沢側の正義派ぶりを際立たせている。
また、国税や銀行の陰の部分も描いていて
「銀行ってのは、晴れた日に傘を貸し、雨の日に取り上げる」
には、頷く人が多いようだ。
個人的に一番気に入った台詞は、
「正義もたまには勝つ」
今クール、ナンバー1のドラマだ。
★突っ込むのは野暮だと思うが、一応……
・半沢は追い詰められて、相当切羽詰まっているはずだが、毎回、意外と時間的に余裕がある
・首を吊る寸前だったはずだが、生活に苦労をしているようにはまったく見えない竹下金属社長・竹下(赤井英和)。金属会社社長より探偵の方が向いている。
・半沢が持っている切り札を、若干、視聴者に隠し過ぎ(推測はできるが)
・半沢が、時々、古美門研介(リーガル・ハイ)や塚原卜伝 に見える
このドラマの魅力を一言で表すと爽快感でしょう。
「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任」という理不尽な法則や権力の横行に、半沢は屈せず、真正面から立ち向かう。
「倍返しだ(10倍返しだ)」
という台詞も頼もしい。
しかも、自分が見込んだ零細、中小企業には融資やアドバイスをする優しさもある。まさに、“弱きを助け、強きをくじく”格好よさ。
『水戸黄門』『遠山の金さん』のような勧善懲悪の時代劇にも通じるものがあるが、ドラマ前半から中盤にかけての「辱」の部分は時代劇にはなく、クライマックスの敵(上司)をやっつける(やり込める)シーンは、時代劇は権力や武力によるものに対し、半沢は法的に際どい部分もあるが、自力で立ち向かう。しかも、自分の信念によって周囲も味方につけるという心ときめく展開も用意されている。
敵役も個性的で、
“机をバンバン叩く男” 小木曽 次長(緋田康人)
“支店長の腰ぎんちゃく” 江島浩 副支店長(宮川一朗太)
“部下にもパワハラ、銀行の天敵の陰湿男”大阪国税局統括官 黒崎駿一(片岡愛之助)
“責任押し付け、悪質小細工男” 浅野匡 支店長(石丸幹二)
“これから活躍(暴れる?)しそうな、いかにも腹黒男” 大和田暁 常務(香川照之)
彼ら悪役が、半沢側の正義派ぶりを際立たせている。
また、国税や銀行の陰の部分も描いていて
「銀行ってのは、晴れた日に傘を貸し、雨の日に取り上げる」
には、頷く人が多いようだ。
個人的に一番気に入った台詞は、
「正義もたまには勝つ」
今クール、ナンバー1のドラマだ。
★突っ込むのは野暮だと思うが、一応……
・半沢は追い詰められて、相当切羽詰まっているはずだが、毎回、意外と時間的に余裕がある
・首を吊る寸前だったはずだが、生活に苦労をしているようにはまったく見えない竹下金属社長・竹下(赤井英和)。金属会社社長より探偵の方が向いている。
・半沢が持っている切り札を、若干、視聴者に隠し過ぎ(推測はできるが)
・半沢が、時々、古美門研介(リーガル・ハイ)や塚原卜伝 に見える