英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『八重の桜』 第44話 「襄の遺言」

2013-11-04 15:08:30 | ドラマ・映画
もやもや、むかむか、じわじわ、じりじり、むらむら~「祇園(擬音)祭」とバ~ンとタイトルを打ち上げたかったのですが、正確には擬態語だった……~

私学だけ兵役免除が外される(早稲田は免除?)
 国の運営は国が行う(官僚は東京大学だけで育てればよい)

ままならない同志社の運営(経営)
・兵役免除がなくなり、学生が官学に流れる
・宣教師たちとの学校方針が対立(今に始まったことではないので、今更感が強い)
宣教師……キリスト教の布教が第一、学校は資金を出す財団のモノ
八重………学校は勉強が第一、学校を作ったのは襄だ
 まあ、「にしら(宣教師たち)は、学校設立(国などの許可、土地などの工面)ん時、なじょもしなかったべな」(←いい加減な会津弁です)と言いたくなった。古美門がいればばなあ…簡単に言いくるめられるのに。
 それはともかく、設立時の苦労を説くとか、単に対立するのではなく、「学校の本分とは何か」をしっかり議論するべきであろう。
 宣教師の主張の布教第一を認めたとしても、「学びたい気持ちを押さえつけることが主の教えに背かないのか」など、うまく話ができないものだろうか。八重だからなあ……そういう細かい議論は向かないか。
自分の主張を声高に相手にぶつけるだけでは、説得力ないよなあ。

襄の渡航、病状
 徴兵免除の取り消しで苦境に立つ襄は珍しく苛立つ。国は当てにならぬと、自らが行動を起こす。
 しかし…襄の行動(渡航)のもく
 八重と宣教師(外国人教師)との衝突が顕著になるのは、襄の渡航後なので直接はこれと渡航は関係ない。
 徴兵免除取り消しによる転校騒動、八重と宣教師の対立が目立ち、襄の行動との因果関係ががはっきりしない。
 そのうえ、時系列を行ったり来たりし、さらに、襄の遺言を絡めたので、混迷、難解になった。
 昨年(『平清盛』)もあったように思うが、「襄の遺言」のような思わせぶりのタイトルはいかがなものかと思う。

むらむら…
 説明は省略。
 視聴を続けている要因として、この不義をどう描くかという興味があった。
 今話のじりじりした展開、次週は爆発するようだが、どう描くのだろうか……視聴、レビューはそれ次第になりそうだ。
 

【ストーリー】番組サイトより
 八重(綾瀬はるか)が心配するなか、襄(オダギリジョー)は同志社英学校を大学にする資金集めのため、欧米へ旅に出た。留守を任された八重だったが、女学校の運営方針をめぐって米国人宣教師たちと口論になり、険悪な状態になる。すると、そこへスイスの襄から遺書が郵送されてくる。襄が命を削りながら大学をつくろうとしていることを知った八重は、改めて襄を支えていく決意をする。
 一方、覚馬(西島秀俊)のもとには、斗南から青木栄二郎(永瀬匡)という書生が訪ねてきていた。彼は山本家に住み込み始めるが、次第に覚馬の妻・時栄(谷村美月)に好意を寄せるようになる。
コメント (4)
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