英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

弁護士って……… ~“死刑廃止を目指す宣言”を採択”~ 【補足あり】

2016-10-14 22:48:12 | 時事
(体調を崩す前に書こうとしていた記事で、回復傾向になったら“三浦疑惑”が勃発)
まず、放電する前に「死刑制度の周辺事情」と「宣言採択の状況」を

Ⅰ死刑制度の周辺
・死刑は被害者家族が心の整理をつけるのに必要
・死刑制度の犯罪抑止力は立証されてはいない
・死刑廃止は世界の潮流である
・2014年11月の世論調査では、「死刑もやむをえない」が80.3%、「死刑は廃止すべきだ」9.7%

Ⅱ宣言採択の状況
・人権擁護大会(日本弁護士連合会が開催)は一部の弁護士しか参加しておらず、この大会で宣言を採択し、「死刑制度の廃止」という日弁連としての意思決定を決めるのはおかしい
・日弁連はこれまで、刑の執行停止や社会的な議論を呼びかけていたが、4年後に司法制度に関する国連の会議が日本で開かれることなどから、初めて制度の廃止を掲げた
・宣言採択の反対意見が相次ぎ、大会は一時紛糾した

日弁連が「死刑制度廃止」を掲げる一番の理由
 「冤罪によって死刑が執行されると取り返しがつかない」

 もちろん、冤罪はあってはならない。
「冤罪によって死刑が執行されると取り返しがつかない」というのももっともな主張である。

 しかし、それを防止するために、死刑制度を廃止するというのは、あまりにも短絡的!……論理がおかしい
 極論ではあるが
 「交通事故で人命を失うのはダメ」⇒「車を失くしてしまえ」
 と同じ理屈。

 「附属池田小事件」や「秋葉原通り魔事件」など無差別殺人事件、現行犯逮捕で冤罪の予知など全くなく、凶悪な容疑者でも死刑にならない。おかしくないかい!
 冤罪が起きないような捜査や裁判に尽力すべき!
 あなたたち弁護士が頑張るべきでしょう!


一票の格差に拘ることと言い、今回の死刑制度廃止の理由と言い…………

【補足】
死刑廃止にしても、冤罪はなくなりません。
法曹界や法律家にとつては、
「冤罪防止」<「冤罪者の死刑根絶」なのでしょうが。
コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする