英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 (16)」 富士河口湖・同窓会ツアー連続殺人!【補足あり】

2016-10-21 17:58:39 | ドラマ・映画
あまりにも不合理さが目立つドラマだったので、備忘録として
 ちなみに、サブタイトルは
「富士河口湖・同窓会ツアー連続殺人!
 山梨側から静岡側へ瞬間移動!?富士山縦断ダイヤトリック」【2016年10月8日(土)放送】

【ツッコミどころ】
・マウンテンバイクで女性が山道(遊歩道…けっこう険しく普通の自転車では無理)を走り下りるのは目立ち過ぎ。人が歩いていたら苦情が出そう
・マウンテンバイクのトリックは何のために行ったのか、不明。亜矢子の犯行に見せかけるためなら、トリックを使って時間的に犯行が不可能にする必要はない
 トリック失敗(女装がばれる、転倒、マウンテンバイクの準備撤収の不審さ)やその手間を考えると、不合理極まる。
・後妻・みどり(高橋かおり)の動機も弱い。望んだ結婚ではなく、黒幕の義理の息子の章一(川野太郎)と不倫関係にあったにせよ、もう少し我慢すれば夫の遺産を相続できるというのに
・章一の犯行の一因となった過去の空き巣も、不自然だった(父親にかまってほしかった……って?)

【補足】
・“山梨側から静岡側へ瞬間移動!?富士山縦断ダイヤトリック”……車掌のコスプレをして写真を撮っただけ!
 風景や富士山の形ですぐばれると思っていたら、すぐばれた。
 警察や視聴者を舐めとるんか?



深沢正樹氏要注意脚本家の候補の仲間入り(現段階は“候補”) (こう明記しておくと、後々便利なので)

【ストーリー】番組サイトより
 警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所に所属する鉄道捜査官・花村乃里子(沢口靖子)は、高校時代のテニス部仲間6人で河口湖へ日帰り旅行に出かけることになった。
 だが、待ち合わせ時刻を過ぎても、メンバーのひとり、平山亜矢子(とよた真帆)が姿を見せない。亜矢子は大物国会議員・平山義昭(竜雷太)の娘で、現在、働く女性たちを支援する事業を営んでおり、マスコミからも注目を集めている人物だった。旅行を企画した雑誌記者の立木由美(古村比呂)が亜矢子に電話をかけたものの応答はなく、乃里子たちは後から追いかけてくることを信じて、先に“特急かいじ”や“富士急行線”を乗り継ぎ、目的地に向かった。
 しかし、奇妙なことに乃里子たちは“河口湖駅”で亜矢子のパスケースが落ちているのを発見。いったいどういうことなのか、一同は首を傾げる。その後、何度も由美や乃里子が電話をかけるが、亜矢子が出ることはなかった。
 ロープウェイに乗って“天上山公園”にやって来たとき、由美に急な取材の依頼が入り、乃里子たちはこのまま山に残るという彼女を置いて帰京した。結局、その日一日、亜矢子とは連絡が取れないままだった。
 ところがその夜、山梨県警から乃里子に電話が入り、なんと由美が天上山公園で刺殺死体となって発見されたという。公園では、ロープウェイの係員が夕方、帽子にマスク姿の謎の女と由美が登山道に入っていくところを目撃していた。山梨県警は、旅行をすっぽかした亜矢子を怪しみ、その帽子の女こそ亜矢子ではないかとにらんでいた。
 すぐに県警の富樫刑事(阪田マサノブ)と共に、亜矢子の自宅を訪ねた乃里子。そこには、亜矢子の父・平山、その後妻・みどり(高橋かおり)、兄・章一(川野太郎)、弁護士・三田村弘(中村ゆうじ)がおり、亜矢子は昨日の早朝に家を出てから連絡がつかない状態だと告白。さらに、亜矢子が帽子にマスク姿で出かけたと話したため、山梨県警はますます亜矢子への疑いを強めていく。乃里子はまた富樫から、亜矢子の秘められた過去を知らされて驚く。亜矢子は平山の実の娘ではなく、30年前、つまり中学時代に平山家に養子に入ったのだという。
 学生時代から正義感の強かった亜矢子が人を殺めたとは思えず、思い悩む乃里子…。そんな姿を見かねた分駐所課長・野川一郎(筧利夫)は、山梨県警の捜査に全面協力することを決断。乃里子は後輩の捜査官・立花広太郎(金子昇)、内海早苗(大塚千弘)と共に、事件が起きた河口湖に向かって出発する。しかし、捜査をはじめた乃里子に「いますぐ東京に帰りなさい。従わなければもう一人死ぬことになる」という謎の脅迫電話が入って…!? 
 乃里子の学生時代の友人、亜矢子はいったいどこにいるのか…!? その後、第二、第三の事件も発生! 友人を救うために奔走する乃里子が、衝撃の真実を突き止めていく…!

脚本:深沢正樹
監督:村川透
コメント (4)
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