先週で離脱を決めたのですが、一応、録画しました。録画したとなると、観ないと損する気がしますよね。そういうわけで、今週も観てしまいました………
………後悔。
それも、単に後悔したという程度なら、わざわざ記事にしません。もう、「書かずにはいられない」という衝動に駆られてしまい、これを書いています。
過去、私の記憶に残るダメドラマ(あまりこういう否定的表現はいけないと思います。適当な表現が浮かんだら訂正します)は、『7人の女弁護士』『てっぱん』『天地人』『警視庁継続捜査班』『LADY~最後の犯罪プロファイル~』…と浮かびます。最初の3つは別格ですが、それに迫る今回の『絶対零度』です。
前シリーズの『絶対零度』も、過去の事件の掘り起こしというシステム上、話の展開に無理があり、ヒロインの桜木に感情移入ができず、相当な低評価でした。今回は、現在起きている、あるいは、起こりつつある犯罪を未然に防ぐというコンセプトが評価できたのですが、「潜入」「魅力のないヒロインの無理な活躍」にこだわったドラマ作りに、評価は落下していました。
さて、今回の批判点(「不満」という言葉では緩すぎます)は2つ。
①長嶋室長の良い上司ぶり、その場限りの教訓
今回、ヒロインの桜木は、上司の指示を無視し暴走。このドラマの主題のひとつに「ドジでのろまな(今回でプラス「自分勝手な」)カメの成長物語」らしいので、ヒロインの暴走はドラマ上必要な要素だと言えます。しかし、
いつもの桜木と室長の反省会?において、
桜木「私は…今回の捜査で、何か役に立てたんでしょうか?事件の背景もわからず、先走って……」
室長「ああ、失格だな。……だがな、カメ、お前は今回、自分の意志と判断で動いた。塚本の事件で立ち止まっていたお前が、一歩踏み出せたのも事実じゃないのか?失敗から、何を得るか、よく考えるんだな」
ちょっと、ちょっと!…「自分の意志と判断で勝手に動いたたことが一歩踏み出せた」と評価していいの?
「失敗から、何を得るか、よく考えるんだな」って、以前、「立ち止まるな」とか叱咤していたが、立ち止まったことで、捜査が滞り、取り返しのないことに成るという意味だったと思います。立ち止まって考えるより、失敗する方がいいの?今回も、下手をすると児童の命が危なかったはず。
それに、4回目でやっと一歩?今までは0歩だった?
厳しく指導する瀧河に対し、ヒロインをフォローする立ち位置の室長かもしれませんが、あまりに一貫性がなく、「ちびまる子のおじいちゃん」と化しています。
②いくら子どものためと言っても、誘拐はないんじゃない?
いくら自分の命が余命3カ月でも、児童を思う気持ちが強くても、児童を命の危険にさらし、犯罪の手助けをするって、本末転倒もいいところ。しかも、ドラマでは、その点を強く糾弾していません。(「なぜ、そこまで?他にいくらでもやり方はあったでしょう」と聞いただけ)
それを受けての校長の強い意志の言葉に、室長はただ黙って見つめるだけ。間違っていると指摘しろよ!
しかも、最後に誘拐された被害者の児童のブックカバーが新しくなっていた(母親が子どもを見るようになった)のを見て、ヒロインは気持ちを強くするように描かれています。これって、校長の行為を肯定しているんじゃないでしょうか?
好きじゃない「潜入シーン」を見せられるうえ、いらいらさせるヒロイン、納得いかないストーリー ………やはり、離脱です。
………後悔。
それも、単に後悔したという程度なら、わざわざ記事にしません。もう、「書かずにはいられない」という衝動に駆られてしまい、これを書いています。
過去、私の記憶に残るダメドラマ(あまりこういう否定的表現はいけないと思います。適当な表現が浮かんだら訂正します)は、『7人の女弁護士』『てっぱん』『天地人』『警視庁継続捜査班』『LADY~最後の犯罪プロファイル~』…と浮かびます。最初の3つは別格ですが、それに迫る今回の『絶対零度』です。
前シリーズの『絶対零度』も、過去の事件の掘り起こしというシステム上、話の展開に無理があり、ヒロインの桜木に感情移入ができず、相当な低評価でした。今回は、現在起きている、あるいは、起こりつつある犯罪を未然に防ぐというコンセプトが評価できたのですが、「潜入」「魅力のないヒロインの無理な活躍」にこだわったドラマ作りに、評価は落下していました。
さて、今回の批判点(「不満」という言葉では緩すぎます)は2つ。
①長嶋室長の良い上司ぶり、その場限りの教訓
今回、ヒロインの桜木は、上司の指示を無視し暴走。このドラマの主題のひとつに「ドジでのろまな(今回でプラス「自分勝手な」)カメの成長物語」らしいので、ヒロインの暴走はドラマ上必要な要素だと言えます。しかし、
いつもの桜木と室長の反省会?において、
桜木「私は…今回の捜査で、何か役に立てたんでしょうか?事件の背景もわからず、先走って……」
室長「ああ、失格だな。……だがな、カメ、お前は今回、自分の意志と判断で動いた。塚本の事件で立ち止まっていたお前が、一歩踏み出せたのも事実じゃないのか?失敗から、何を得るか、よく考えるんだな」
ちょっと、ちょっと!…「自分の意志と判断で勝手に動いたたことが一歩踏み出せた」と評価していいの?
「失敗から、何を得るか、よく考えるんだな」って、以前、「立ち止まるな」とか叱咤していたが、立ち止まったことで、捜査が滞り、取り返しのないことに成るという意味だったと思います。立ち止まって考えるより、失敗する方がいいの?今回も、下手をすると児童の命が危なかったはず。
それに、4回目でやっと一歩?今までは0歩だった?
厳しく指導する瀧河に対し、ヒロインをフォローする立ち位置の室長かもしれませんが、あまりに一貫性がなく、「ちびまる子のおじいちゃん」と化しています。
②いくら子どものためと言っても、誘拐はないんじゃない?
いくら自分の命が余命3カ月でも、児童を思う気持ちが強くても、児童を命の危険にさらし、犯罪の手助けをするって、本末転倒もいいところ。しかも、ドラマでは、その点を強く糾弾していません。(「なぜ、そこまで?他にいくらでもやり方はあったでしょう」と聞いただけ)
それを受けての校長の強い意志の言葉に、室長はただ黙って見つめるだけ。間違っていると指摘しろよ!
しかも、最後に誘拐された被害者の児童のブックカバーが新しくなっていた(母親が子どもを見るようになった)のを見て、ヒロインは気持ちを強くするように描かれています。これって、校長の行為を肯定しているんじゃないでしょうか?
好きじゃない「潜入シーン」を見せられるうえ、いらいらさせるヒロイン、納得いかないストーリー ………やはり、離脱です。
>なんだか主人公がからまわりしていてイライラしてたのは私だけじゃなかったといつも英さんの感想を見て安心したりしています(笑)
いや、私も過激に書き過ぎたかなと思っていたので、コメントが付いているのに気づき、ちょっと緊張しました。
ヒロインのダメっぷりは、そういう設定なので、仕方がないとも言えますが、長嶋室長が単なる慰め役になっているのが許せません。
『相棒』の右京さんなら、犯人には激昂し、ヒロインにも厳しくたしなめると思います。右京さんを100%肯定するわけではありませんが、ドラマとして筋を通して欲しいと思いました。
>急に英さんのブログのファンなの。って言う友達がいたの。私のところから飛んで見に来たみたいで 特にドラマの分析最高だねって言ってた。
無茶苦茶、嬉しいです。独善にならないか、注意していますが、思い込みが激しいので、そう評価してくださるとホッとしますし、嬉しいです。よろしくお伝えください。
なんだか主人公がからまわりしていてイライラしてたのは私だけじゃなかったといつも英さんの感想を見て安心したりしています(笑)
子のドラマの前身のコールドケースはすごく面白かったので期待していたドラマだったけど
今回は今現在の事件であるうえ、詰めが甘すぎて見る気が低下していたの。
そうそう・・
この前ね、リアルなお友達とお茶をしていて・・
急に英さんのブログのファンなの。って言う友達がいたの。私のところから飛んで見に来たみたいで 特にドラマの分析最高だねって言ってたので ここにお知らせします(笑)
きっと 他にも沢山の英さんのドラマ分析ファンがいると思います。
離脱するのも方向性がはっきりしてる英さんの魅力ですね。また他のドラマの分析、楽しみにしてるからね。友達も・・(笑)