初回よりは前回、前回よりは今回と、面白くなってきたと思う。凛のキャラに慣れてきたということもあるかもしれないが、凛の言動が初回ほど極端でなくなってきたように思う。
今回は、工務店の不正行為が転落事故によって明るみになろうとした。この時、署員が監督官としてどう対処するか議論した。それぞれの主張に一理あり、考えさせられた。
小宮
「事故が起きたことだけで、相島工務店は大きなダメージを受けている。その上、違反で書類送検となると倒産の可能性が強い。
自分たちの仕事は、労働者を守ること。悪意のある違反なら摘発するべきだが、今回のケースでは、その労働者の職場を奪ってしまう所までは踏み込まなくてよい」
凛
「今回の違反を見逃せば、また事故が起きる。もっと大きな事故が起こる可能性もある」
南三条
「潰れる会社は潰れればよい。会社をつぶさないために頑張るということが、そんなに価値があることなのか?
会社を守ることが第一になると、人の本分を失うことになる。嘘や人を騙すようになり、暴力さえふるうケースさえある。
そこまでして、会社を守る必要はない。自分たちはきちんとルールに沿って仕事をすればよい。それで会社が潰れる会社は、所詮そこまでの会社だったということだ」
それぞれの意見に頷きたくなるところがある。
ただ、自分が当事者となった場合、監督官によって処分(対処)が大きく異なるのは、不公平と感じる。
なので、ルールに則るのが原則(機械的に対処する)であるべきだと思う。ただ、ケースバイケースで事情を考慮した逸脱しない程度の幅を以って判断して欲しい。
結局、再調査を行うことになった。
現場の者の証言は、相島社長が事故発生時に現場にいたと一致し、その時間、銀行などにいた事実も出てこなかった。
「不正はなかった」と土手山が結論を出しかけた時、ヤミ金業者が取り立て手に来て、事故発生時にヤミ金融にいたことが判明。
土手山
「俺たちは、そこまでしなければいけないか?(ルールに則らなければならないのか?)」
凛
「私たちは監督官なんです。私たちは法律であり、ルールです」
そこまで言い切られるのも、何だかなあ~…
相島がすべてを告白し、あの時現場にいたら、工員の体調が悪いことに気づき、事故は防げたかもしれないと悔いる。
凛
「相島さんは愛されている社長さんです。社員の皆さんは、一致団結してあなたの会社を守るために努力しました。誰一人、あなたを裏切りませんでした」
社員は社長を守るためではなく、自分の職場を確保したかっただけかもしれない。凜も、そう思ったのかもしれないが、敢えて、相島をフォローしたのかもしれない。
【その他のツッコミなど】
・やはり、トリンドル玲奈は小宮のキャラとは合っていない
・署員の太田と温田はもっとしっかりして欲しい
・署長の「“や”から始まる三文字の人」の言い回しは、笑えた
・息子へのプレゼントのグローブを送り返され、そんなものより「養育費をもっとよこせ」と言われたのは悲し過ぎる
【ストーリー】
工務店の作業現場で作業員の墜落事故が発生したと、消防署から西東京労働基準監督署に連絡が入る。電話を受けた段田凛(竹内結子)は、土手山と共に現場に向かうことに。事故のあったのは、課長・土手山(北村一輝)の大学時代からの親友・相島(マギー)が経営する工務店で、落下した作業員は貧血でバランスを崩したらしいという報告。単なる事故で片付けようとするが、凛は墜落から119番通報までの空白の20分間を疑問視、「法律違反」をかぎつける。
そんな中、凛と残業をしていた帰りに南三条(松坂桃李)が暴力事件を起こしていたことが発覚。南三条は署長の真鍋(佐野史郎)から厳重注意を受けるが、どうやら何か言い分があるらしい。
一方、凛が、相島の現場で不正がある可能性を指摘し、プライベートでは息子への誕生日プレゼントを元妻のみどり(西田尚美)から突き返されたことで、土手山は不機嫌極まりない。職場はピリピリムードに。
そんな中、成り行きで胡桃沢(風間俊介)も一緒に凛の歓迎会を兼ねた食事をすることになるのだが、その店に胡桃沢の上司・相葉(賀来千香子)が現れ、相葉から初対面ではないと言われ、戸惑う凛。
一方、一人で冷静になった土手山は、真相を確かめるために相島のもとへ向かうことに…。
今回は、工務店の不正行為が転落事故によって明るみになろうとした。この時、署員が監督官としてどう対処するか議論した。それぞれの主張に一理あり、考えさせられた。
小宮
「事故が起きたことだけで、相島工務店は大きなダメージを受けている。その上、違反で書類送検となると倒産の可能性が強い。
自分たちの仕事は、労働者を守ること。悪意のある違反なら摘発するべきだが、今回のケースでは、その労働者の職場を奪ってしまう所までは踏み込まなくてよい」
凛
「今回の違反を見逃せば、また事故が起きる。もっと大きな事故が起こる可能性もある」
南三条
「潰れる会社は潰れればよい。会社をつぶさないために頑張るということが、そんなに価値があることなのか?
会社を守ることが第一になると、人の本分を失うことになる。嘘や人を騙すようになり、暴力さえふるうケースさえある。
そこまでして、会社を守る必要はない。自分たちはきちんとルールに沿って仕事をすればよい。それで会社が潰れる会社は、所詮そこまでの会社だったということだ」
それぞれの意見に頷きたくなるところがある。
ただ、自分が当事者となった場合、監督官によって処分(対処)が大きく異なるのは、不公平と感じる。
なので、ルールに則るのが原則(機械的に対処する)であるべきだと思う。ただ、ケースバイケースで事情を考慮した逸脱しない程度の幅を以って判断して欲しい。
結局、再調査を行うことになった。
現場の者の証言は、相島社長が事故発生時に現場にいたと一致し、その時間、銀行などにいた事実も出てこなかった。
「不正はなかった」と土手山が結論を出しかけた時、ヤミ金業者が取り立て手に来て、事故発生時にヤミ金融にいたことが判明。
土手山
「俺たちは、そこまでしなければいけないか?(ルールに則らなければならないのか?)」
凛
「私たちは監督官なんです。私たちは法律であり、ルールです」
そこまで言い切られるのも、何だかなあ~…
相島がすべてを告白し、あの時現場にいたら、工員の体調が悪いことに気づき、事故は防げたかもしれないと悔いる。
凛
「相島さんは愛されている社長さんです。社員の皆さんは、一致団結してあなたの会社を守るために努力しました。誰一人、あなたを裏切りませんでした」
社員は社長を守るためではなく、自分の職場を確保したかっただけかもしれない。凜も、そう思ったのかもしれないが、敢えて、相島をフォローしたのかもしれない。
【その他のツッコミなど】
・やはり、トリンドル玲奈は小宮のキャラとは合っていない
・署員の太田と温田はもっとしっかりして欲しい
・署長の「“や”から始まる三文字の人」の言い回しは、笑えた
・息子へのプレゼントのグローブを送り返され、そんなものより「養育費をもっとよこせ」と言われたのは悲し過ぎる
【ストーリー】
工務店の作業現場で作業員の墜落事故が発生したと、消防署から西東京労働基準監督署に連絡が入る。電話を受けた段田凛(竹内結子)は、土手山と共に現場に向かうことに。事故のあったのは、課長・土手山(北村一輝)の大学時代からの親友・相島(マギー)が経営する工務店で、落下した作業員は貧血でバランスを崩したらしいという報告。単なる事故で片付けようとするが、凛は墜落から119番通報までの空白の20分間を疑問視、「法律違反」をかぎつける。
そんな中、凛と残業をしていた帰りに南三条(松坂桃李)が暴力事件を起こしていたことが発覚。南三条は署長の真鍋(佐野史郎)から厳重注意を受けるが、どうやら何か言い分があるらしい。
一方、凛が、相島の現場で不正がある可能性を指摘し、プライベートでは息子への誕生日プレゼントを元妻のみどり(西田尚美)から突き返されたことで、土手山は不機嫌極まりない。職場はピリピリムードに。
そんな中、成り行きで胡桃沢(風間俊介)も一緒に凛の歓迎会を兼ねた食事をすることになるのだが、その店に胡桃沢の上司・相葉(賀来千香子)が現れ、相葉から初対面ではないと言われ、戸惑う凛。
一方、一人で冷静になった土手山は、真相を確かめるために相島のもとへ向かうことに…。
小宮さんは、確かに監督官に見えませんねぇー他に誰か可愛いけどしっかりしているように見える女優さんいなかったのかな?なんて思っちゃいます。
土手山課長、、、今回は、ちょっと可哀相でしたねぇー奥さんにグローブ突き返されるし、親友のキツイ所を観なきゃいけなくなるし。。。重なる時には重なるってことでしょうか?
あの社長さん、また一から頑張って欲しいですね~人望もあるので・・・・
PS・・・
TUTAYAに行ったら「ダンダリン」の原作を発見レンタルして読みました。面白かったです~
観てる側が慣れたということもありますが、2回目、3回目と凛の極端さを描く必要度が低くなってきて、脚本がこなれてきたということも大きいように思います。
>TUTAYAに行ったら「ダンダリン」の原作を発見レンタルして読みました。面白かったです~
そうですか。
話の筋によって、小説向き、漫画向き、テレビ向きと分かれるのかもしれませんね。
たとえば、推理モノのトリックなど、実写だと嘘っぽくなることがありますよね。それに、脚本家や演出家の腕によっても、差が出るかもしれません。