先日『白い花の正体』で取り上げた花ですが、正体は「フランスギク」でした。マーガレットとそっくりですが、葉の形が違い、「野の花」で寒さにも強いので自生できるそうです。マーガレットは園芸種で、寒さによわく日本の冬を越せないので自生できないそうです。
この記事を書いたあと、意識して改めて道端を見ると、すごく多いです。去年もよく見かけたと思うのですが、私の感覚では、さくねんの3~5倍見かけるような気がします。
で、私が最初、このフランスギクを「ヒメジョオンかハルジオンの大きく育ったもの」と勘違いしましたが、そのヒメジオンやハルジオンをあまり見かけません。
私の感覚では、先のフランスギクは道端でよく見かけ、ヒメジョオンやハルジオンは野原や川沿いや山間部の原野でよく見かけるような気がします。
例の空き地ではどうだったかというと、昨年はもっとよく見えたような記憶があります。単に時期が違うだけで、これから伸びて咲いてくるのかもしれません。
これからのことはともかく、現時点ではどうなのか、探してみました。
………ありました。いました。
先のフランスギクと比べて花はずっと小さく、1枚1枚の花弁も細いです。
あと、フランスギクは1輪咲きなのに対して、ヒメジョオン、ハルジオンは複数の花を咲かせます。
で、写真の花がヒメジョオンかハルジオンかなのですが、花だけ見ても区別がつきません。
一番簡単な見分け方は、茎を折って中が空洞であればハルジオンで、髄が詰まっていればヒメジオンだそうです。
でも、心やさしい私は、そんなことはできません。
そこで、この写真です。
えっ?「ピントがぼけているだけで、これが何なんだ?」
では、
白く囲んだ部分、そう、つぼみです。このつぼみが垂れていれば、ハルジオンだそうです。
なので、この白い花の正体は「ハルジオン」と考えられます。まだ、咲き始めで、ほとんど咲いていないので、断定できませんが。
あと、両種の違いとして
・草丈は、ハルジオンが30~90センチ、ヒメジョオンが30~130センチ
・咲く時期は、ハルジオンが4~7月、ヒメジョオンが6~10月
(以上は『日本の野草・雑草』より)
で、さらに『ウィキペディア(Wikipedia)』の「見分け方」の項では、上記以外に
「ヒメジョオンの方が背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしている。これに対して、ハルジオンは、背は低く、花は大きくて少なく、根本に葉がある」
(ちなみに、「ウィキペディア」では、ハルジオンは30~80センチ、ヒメジョオンは50~100センチとしている)
あと、「ハルジオン」が正しく、「ハルジョオン」はまちがい。「ヒメジョオン」が正しく、「ヒメジオン」はまちがいだそうです。私、しっかり、間違えていました。(ヒメジオンと)
昨年も取り上げた記憶があるので、さかのぼってみました。
ヒメジョオン
6月18日にアップしています。しっかり「ひめじおん」というタイトルになっていました。(恥ずかしいので訂正しました)
とすると、これからどんどん咲き出すと考えられますが、どうでしょうか?
「ヒメジョオン」と断定していますが、この時は「ハルジオン」は眼中になかったようで、どちらかわかりません。
ハルジオンは「春紫 (苑)」と書きます。「春に咲く、キク科のシオン(紫 )」という意味だそうです。ヒメジョオンは「姫女 (苑)」と書きます。「姫」は「小さい」、「女 」は「中国産の野草」を表すそうです。
し、鹿ですか。
リスにうさぎにブルーバード……世界が違いますね。
こちら近辺だと、サルにイノシシ、熊ぐらいですが(あ、いや、私のところは一応市街地なので、カラスやスズメやカエル程度です)。
「根こそぎ」→『臨場』、「未解決」→『絶対零度~未解決事件特命捜査~』を連想してしまいます。日本のテレビドラマなので、偶然だと思います。
う~ん、未解決でお蔵入りですか。
ちなみに、ハルジオンの若い葉は茹でて食べられ、ヒメジョオンの若芽は茹でたり天ぷらにするとおいしいそうです。
今日は割りと涼しい風が吹いているので、この
2日間よりは少~しいい感じです。
ヒメジョオンだかハルジオンだか、チェックし
に行ったら・・・鹿か何かに食われたらしく、
根こそぎ消えてました。
ゆえ・・・未解決のまま。
まあ、気温は上下しながら季節は移っていくのですが、最近はその上下幅が激しいですね。
それにしても、庭が広いので手入れが大変そうですね。
だかを発見しました!!
どっちなのかって?う~んと・・・それは不明。
さっき、裏庭のワイルドベリーの様子を見に行
ったら発見したんですけど、あまりの暑さに
そそくさと家の中に避難して来ちゃったんで、
陽が沈んで涼しくなったら調査に行ってきます!!