アメリカの一話完結型の推理ドラマ。
主人公モンクはサンフランシスコ市警の刑事だったが、妻を自動車の爆発によって亡くし、それが原因で神経症を患い休職、犯罪コンサルタントとして事件解決に当たっている。
妻を殺害した犯人を捉えることが出来なかった強迫観念と、極度の潔癖症で、かなりの変人。反面、洞察力、推理力は非常に優れ、数々の難事件を解決している。
基本的にはその素晴らしい推理力による事件解決がメインだが、その変人ぶりが非常に面白い。
また、45分ドラマで、推理する材料を断片的に視聴者に見せるのだが、事件全容はなかなか明かさない。最後の5分ぐらいで、モンクが一気に解決するのだが、私もその時初めて、事件の全容が把握できる。
あまりに超人的な洞察力・推理力、事件解決のヒントはかなりの偶然性と、ご都合主義的な嫌いもあるが、そのモンクが事件を解明していくところは、非常に爽快感を感じる。
「見ないと損する」とまでは言えませんが、「見て損はない」と断言できます。
2009年までに8シリーズが製作されています。今春、BS2で最新のシーズン8が放映されているので、興味ある方はご覧下さい。
さて、このドラマの魅力は、モンクの変人性と推理力ですが、そのほかにシャレたジョークや会話があります。
以下は先日放送された『ひまわりが散った』から。
モンクと助手のナタリーが一冊の雑誌を二人で読んでいる。
モンク「もういい?」
ナタリー「あとちょっと」
ナタリーが読み終えるのを、いらいらして待つモンク
モンク「もう、いい?」
ナタリー「ちょっと待ってよ、モンクさんみたいに速く読めないんだから」
しばらくして
ナタリー「いいわよ」
すぐさまページをめくり、あっという間に読んでしまい、ページをめくろうとする。
ナタリー「まだだって!」
モンク「もう、自分の分、買ってきたら。すぐそこにお店あるんだから」
ナタリー「買ってきたのは、私よ」
モンク「はいはい、返すから、読んで」
ナタリー「読んだら貸してあげる」
モンク「その頃には、大統領が替わっているね」
モンクはソファをナタリーに明け渡し、その場を離れようとするが、変なにおいに気づき、ソファに座って読みふけるナタリーに問いかける
モンク「におわない?…これ、君のにおい?」
ナタリー「においってどんな?」
ナタリーに近づき、鼻をクンクンさせる
モンク「キミ、ベーコン焼いてる?」
ナタリー「ベーコン焼いているように見える?」
読書のポーズを強調するナタリー
場面は変わって
ナタリーが、被害者の夫にインスタントコーヒーを差し出す
ナタリー「コーヒー、いかが?」
被害者の夫「コーヒー大好きです」
ナタリー「じゃあ、これは飲めないかも?」
というような会話が、散りばめられています。
お勧めのドラマです。
主人公モンクはサンフランシスコ市警の刑事だったが、妻を自動車の爆発によって亡くし、それが原因で神経症を患い休職、犯罪コンサルタントとして事件解決に当たっている。
妻を殺害した犯人を捉えることが出来なかった強迫観念と、極度の潔癖症で、かなりの変人。反面、洞察力、推理力は非常に優れ、数々の難事件を解決している。
基本的にはその素晴らしい推理力による事件解決がメインだが、その変人ぶりが非常に面白い。
また、45分ドラマで、推理する材料を断片的に視聴者に見せるのだが、事件全容はなかなか明かさない。最後の5分ぐらいで、モンクが一気に解決するのだが、私もその時初めて、事件の全容が把握できる。
あまりに超人的な洞察力・推理力、事件解決のヒントはかなりの偶然性と、ご都合主義的な嫌いもあるが、そのモンクが事件を解明していくところは、非常に爽快感を感じる。
「見ないと損する」とまでは言えませんが、「見て損はない」と断言できます。
2009年までに8シリーズが製作されています。今春、BS2で最新のシーズン8が放映されているので、興味ある方はご覧下さい。
さて、このドラマの魅力は、モンクの変人性と推理力ですが、そのほかにシャレたジョークや会話があります。
以下は先日放送された『ひまわりが散った』から。
モンクと助手のナタリーが一冊の雑誌を二人で読んでいる。
モンク「もういい?」
ナタリー「あとちょっと」
ナタリーが読み終えるのを、いらいらして待つモンク
モンク「もう、いい?」
ナタリー「ちょっと待ってよ、モンクさんみたいに速く読めないんだから」
しばらくして
ナタリー「いいわよ」
すぐさまページをめくり、あっという間に読んでしまい、ページをめくろうとする。
ナタリー「まだだって!」
モンク「もう、自分の分、買ってきたら。すぐそこにお店あるんだから」
ナタリー「買ってきたのは、私よ」
モンク「はいはい、返すから、読んで」
ナタリー「読んだら貸してあげる」
モンク「その頃には、大統領が替わっているね」
モンクはソファをナタリーに明け渡し、その場を離れようとするが、変なにおいに気づき、ソファに座って読みふけるナタリーに問いかける
モンク「におわない?…これ、君のにおい?」
ナタリー「においってどんな?」
ナタリーに近づき、鼻をクンクンさせる
モンク「キミ、ベーコン焼いてる?」
ナタリー「ベーコン焼いているように見える?」
読書のポーズを強調するナタリー
場面は変わって
ナタリーが、被害者の夫にインスタントコーヒーを差し出す
ナタリー「コーヒー、いかが?」
被害者の夫「コーヒー大好きです」
ナタリー「じゃあ、これは飲めないかも?」
というような会話が、散りばめられています。
お勧めのドラマです。