英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season13 第7話「死命」

2014-12-04 22:05:55 | ドラマ・映画
脚本を担当した真野氏は、『相棒』は2作目の登場。
前回は「右京さんの友達」(尾美としのりさんが、いい味を出していた)。

★今回のテーマ(見所・ねらい)
Ⅰ享のピンチ

 身柄を確保しようとした被疑者・田無に、ビルから飛び降りられ、命を落としてしまうという事態を引き起こしてしまった享。ショックを受けた享は辞職届を右京に出す……。
 ほとんど“助手”状態の享だったが、今回は存在の意味を持った回であった。
 しかし、恋人の悦子は慟哭のきっかけを与えただけで、フェードアウト。
 右京の言葉も弱い。
「田無は死の直前の“俺、あきらめる訳にはいかねえんだぁ”…その言葉は何を意味しているのでしょう?
 知る必要はあると思いませんか?田無がなぜ死ななければならなかったのか?」
クールというか優しいというか……
「君は“田無がなぜ死ななければならなかったのか?”を明らかにする義務があるのですよ」
と、もう少し強く言う気がするが…

 享自身も、自らが起き上がるわけでなく、被疑者の墓参りをしていたら関係者と出会いなんとなく捜査をするという状況。
 さらに、田無がビルから飛び降りたのは、享に追い詰められた為ではなく、娘(実は血の繋がりはなかった)の病気の為で、保険金を得ようと自ら飛び降りたのだった。
 まあ、この真相は一応認めるとしても、飛び降りたのは享のせいではない事が判明したら、≪よかった、よかった≫で≪やっぱり刑事続けます!≫では、軽すぎる!
 まず、被疑者と接触するのはどうだったのか?捜査を進める上でも支障をきたす恐れがあるし、捜査の主観が入ってしまう(より詳細な事情を把握するという利点はある)。

 そもそも、接触するきっかけが、自分と関係を持った女性に金銭を工面して渡した後、バイクのミラーに映った自分の顔を見て、≪何をやっているんだ!≫とキレて、ミラーを殴りバイクを蹴っ飛ばして、見かねた享が手当てをしたことである。
 女から金をせしめた後、その行為に自己嫌悪に陥りキレるというのなら理解できるが、『娘の命を救う』ための金銭援助の直後にキレるのは不自然。また、田無が、育ちが良く趣味も洗練されている享に憧れるというのも、無理を感じた。

 さらに、被疑者確保の際、「屋上に逃がし、応援を待たずに不用意に被疑者に近づき追い込んでしまった」というのは、反省材料であろう。
 で、「人が死んでんだよ」と辞職を決意というのも短絡的である。

Ⅱ健全農園の裏
 『農園を営み、社会から外れかけた青年に手を差し伸べているビッグママは、保険金殺人の元締めであった』……一般的には“驚くべき真実”であるが、御見通しの“相棒ファン”ファンは多いであろう。
 そこで、脚本家も更にその奥を用意していたが……(この点については後述)

 保険金殺人の手口を細かく突っつくとすれば、少量の毒物を何回も盛るという行為は、疑いをもたれずに夫が妻に行うのは困難なのではないだろうか。
 それに、本人も「情が移るんだよ」と漏らしていた通り、自分を愛してくれる人を毎日裏切り続け、徐々に衰弱していくというのは耐えられないだろう。病院で原因が特定される可能性もある。
 1回、2回(ひとりやふたり)ならともかく、若者が皆、ビッグママに従うというのも考えにくい。

 右京たちの捜査については、農園の資金源を調べなかったのが不満。


Ⅲ一番の嘘つきは?
 結果的に田無に貢がせていた女。
 他の男とできた娘を、田無との子どもと偽り続け(田無が勝手に思い込んだ)、さらに貢がせるため、「娘が病気で2千万掛かる」と騙した。
 田無は自分の命を懸けて保険金を女に残したという事実を告げた際、右京のプルプル(激昂)が出るのかと思ったら、レシートの件を持ち出し、田無の享への感情≪すごくいい奴だった≫を明らかにした。
 享への弁護だろうが、このエピソードは要らない。事件とは無関係な顔をして、田無から金をむしり取り、命まで奪ってしまった。しかも罪には問われない。この凶悪な女を糾弾(プルプル)無しで済ませてしまった。

 「嘘と誤解にまみれた今回の事件でしたが、田無が父親としての子どもを思う父親の気持ちだけは真実だったようですねえ」
と、いい話でまとめたが、「享の中途半端な慟哭と言い、この凶悪女をスルーしてしまった。脚本家の罪は大きいですよ!」(by 英)
 そう言えば「右京さんの友達」も、尾美としのりさんが、いい味を出していたが,その他登場人物の心情や行動はグダグダだった。、

 評価できる点としては
「“優秀なご子息をお持ちで”とも言われたよ。ま、そんなことはどうでもいいか」と照れ隠しをする峯秋に対し
「いえ、親子ですから。何か言われるのは当然です」と答えたシーン。
 間違っていたが田無の我が子?に対する愛を目の当たりにして、多少、頑なな享の心も解けてきたようだ

「お帰りなさい」と右京が紅茶で乾杯するシーンは良かった。



 この他にも、いろいろ疑問がある。
1.小山美波の謎の行動
 享が「田無とは“バイク知り合い”」と言った時、享が田無を追い詰めた刑事だと認知していた。大事な人を死に追いやった男が、「友だち」と偽ったら、普通、感情むき出しに怒る。
 享の真意を掴む為であろうが、そこまで冷静な女性だとは思えない。
 その後、享に年の離れた婚約者がいることを知らせ、農園にも連れて行く。
 となると、現在の境遇から享に救って欲しいと思っていたように解釈した方がすっきりする。
 しかし、その後、享をコンテナに閉じ込める。(お約束通り閉じ込められる享って…)

 こうなると、彼女はストーリーを進めるための道具だったとしか思えない
 ビッグママが美波を叱る(脅す)状況を視聴者に見せる役も務めている。

 ラストで、美波がまじめに働いていて、ふたりに給仕しているシーンより、心配かけた悦子を安心させるシーンを入れるべきであろう。
 紅茶のセージの効能の件(くだり)を右京を前に彼女に語らせたかったのと、享に「刑事なんて合わない方がいいよ」という台詞を言わせたかったのかもしれないが。


2.預言者・右京
「これ、大きな事件に発展するかもしれませんし、助っ人をを頼んでみたらどうでしょう」
この言葉、農園の存在を知らず、まだ単なる保険金殺人と見ていた時の言葉である。

3.預金残高の謎
 田無の死亡時、預金残高が1200万円残っていたが、この金をなぜ手術費に当てなかったのだろうか?


【ストーリー】番組サイトより
 享(成宮寛貴)は、悦子(真飛聖)から情報を得て、保険金殺人の疑いがある案件を単独捜査していた。被疑者は田無(米村亮太朗)という30代の男。彼は、4年前に20歳も年上の女性と結婚したが、2年後にその女性が急死し、巨額の保険金を受け取っていた。
 田無をマークしていた享は、右京(水谷豊)の助言で捜査一課に応援を要請。身柄の確保に動くが、追い詰められた田無は、享の目の前で自殺してしまう。捜査に落ち度はなかったものの、ショックを受けた享は辞職を考える。
 そんな中、田無の墓参りに訪れた享は、そこで彼の友人だという若い女性・美波(清水くるみ)と知り合う。享は美波に誘われ、若者たちを支援する団体へと向かうが…

保険金殺人の疑惑がかけられた若者と、その友人を名乗る女性、
警察を辞める決意を固めた享。そのとき右京は…!?
事件の先には、現代社会に潜む巨大な“闇”が広がっていた!

ゲスト:米村亮太朗 清水くるみ 阿知波悟美 藤井美加子

脚本:真野勝成
監督:和泉聖治
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「前進か後退か」(by安倍総理)、「安倍さんの個利個略選挙」(by生活の党・代表小沢氏)

2014-12-03 22:29:05 | 時事
NHK「ニュース7」12月2日 -党首に問う-より

-今回の選挙を「何選挙」と名付けるか?-
「前進か後退か」。それをまさに、有権者に決めてもらう選挙である。


 他の政策のことも含んでいると考えられるが、一言で言うと、“「アベノミクス」を続け前進するか、それを止めて後退するか”ということだろう。「アベノミクス=前進」と定義するのが、自分の都合の良いように解釈する総理を端的に表している。


-解散の意義は?-
 「2年間の経済政策(アベノミクス)を進めていくのか、やめていくのか?」を訴えている。
 それを、国民に決めてもらって、国民とともに経済を成長させていく、国民の生活を豊かにしていく政策を進めていきたいと考えている


 前の問いと同じ答えである。これは選挙の目的で意義ではない。
 一見、「選挙で国民が政策(方針)を決める」というのは真っ当な方法のように思える。
 しかし、選挙とは人であり、しがらみでもある。さらに「相対的要因」が非常に左右するものである。
 他に入れたい候補者や政党がなくて、渋々、自民党を選ぶ人が多い。
 我が福井県は、「保守王国(自民王国)、福井」で、これをマスコミが進んで表現するというおかしな県である。政権交代の風が吹き荒れた時でさえ、福井県は3選挙区とも自民が死守した。
 とにかく、政策を第一に考えて投票するのではなく、政党に投票するのである。アベノミクスを支持していない者でも、自民党に入れるのである(しがらみや相対的要因で)。
 自民(総理)も、選挙で勝てると踏んで解散に踏み切ったのである。それで、「選挙で勝利」=「アベノミクス支持」という図式を刷り込んで、アベノミクス推進、消費税税率10%にアップを完遂しようとしているのである。
 「解散して民意を問われ、支持したのだから、文句は言うな」「消費税率アップを待ってやるから、文句は言うな」である。
 アナウンサーと解説員の問いに、2度も同じ答えを繰り返したのは、その意図の現れである。
 そもそも、総理は庶民の声など聞く耳は持っていないし、声が聞こえたとしても、捻じ曲げて自分の都合のいいように解釈してしまうのである。

 
 

-アベノミクスの恩恵が、地方や中小企業に届いていないという声が強い。地方経済に景気回復の風をどのように送り届けるのか?-
 アベノミクスとは、企業が生産性を高め、世界での競争力を強くしていく。その中で収益力を改善し利益を上げ、それによって雇用を増やし賃金を上げていく。
 そうなれば消費が拡大し、景気が回復していく。この景気の好循環で、デフレから脱却し、経済を成長させ、国民生活を豊かにする政策である。
 簡単に言えば、雇用を増やし、賃金を増やしていく政策である。
 この2年間で、有効求人倍率は過去22年間で最高の数字と……うんたらかんたら………
…………まだまだ(景気の回復を)実感できないという方がたくさんいることは承知している。地方、中小企業の皆さんに、それを実感していくように、さらに前に進めていきたい。


 この言葉って、……「アベノミクスは世界で競争するような大企業を応援する政策で、大企業のおこぼれが庶民にも届くよう、さらに大企業を応援していくよ」と言っているのである。


 社会保障の確保のため、消費税率をアップするのだが、政策を推進するために国会を解散し600億円以上の税金を浪費する(600億円が世の中に循環する利はあるかもしれない)。今回の選挙は「自民党、大企業の為の解散」と言っていいだろう。
 野党がふらふらしているので、自民が勝っちゃうんだろうなあ……


【その他のぼやきなど】
・今回の衆議院選挙で、福井県は3選挙区から2選挙区に減った。更に地域格差が進んじゃうんだろうなあ。石川県には来年、新幹線が通るのに、福井県は10年遅れだよ……(まあ、石川県も地方だけど)
・消費税を下げると、消費拡大になって景気回復し、所得税、法人税収アップという図式は成り立たないのかな?誰か試算してよ。
・小渕氏、当選しちゃったら、群馬県の県民性を疑うよ(まあ、過去にも多々あることだけど)
・2009年の衆議院選挙で、当時の公明党党首の太田氏を破った民主党(当時)の青木愛氏(現・生活の党)の演説風景が、注目選挙区(今回も太田VS青木)ということで紹介されたが、青木氏の顔が随分引き締まっていたのが印象的だった。
・選挙とはズレルが、改造内閣で大臣が後退するのも無駄。
・小沢氏の名付けた選挙の名前、≪よく言ったぞ!≫
コメント (4)
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『軍師官兵衛』 第48話「天下動乱」

2014-12-03 00:07:34 | ドラマ・映画
 今回は、黒田家臣3人衆の回だった。
 活躍させやすい場面が多かったということがあるのかもしれないが、今まで、黒田視点で描くことを蔑ろにしておきながら、こんな大詰めでやらなくても。

 関ヶ原の戦い前の、家康VS三成の調略合戦、戦略合戦はほとんどなく、福島正則の決起、小早川秀秋の優柔不断さ、東軍諸将の妻子を人質に取ったことぐらい。
 (ドラマを楽しむため、敢えて官兵衛について新たに調べることはしなかったが)今まで観た戦国ドラマの関ヶ原で、官兵衛の活躍の記憶がない(官兵衛は活躍しない)。なので、関ヶ原を詳細に描かず、官兵衛視線で描くので、今話のようになったのかもしれない。


 で、黒田三人衆は、
・官兵衛の補助……九郎右衛門
・光、栄の脱出の策を立てる……善助
・光、栄の護衛・運搬……太兵衛
と、活躍。
 また、官兵衛の野望(策略)を看破してしまう忠臣振り!
 「大殿のお考えなど、寝ていても分かりまする」(太兵衛)
 「言いすぎなんじゃ、太兵衛」(善助)

 いや、善助の言うとおり、言い過ぎ。
 いや、官兵衛の練った策を、言い当ててしまうのは出過ぎ。
 官兵衛、面目丸つぶれ。
 しかし、官兵衛は忠臣たちに感謝し、頭を下げる。
 この彼らの絆を描きたかった
のだろうが、普通の家臣なら絶対しない「出しゃばり」
 もっと、いい描き方はなかったのだろうか?
 もっとも、官兵衛の策は、ずっと大河を見てきたものならば、見通してしまえるものだったから。仕方がないのかもしれない。

 で、善助の脱出策だが、夜間に米俵を運ぶのは、怪しすぎる。せっかく米俵に入れて運ぶのなら、日中何気なく運び出した方がいいのではないだろうか。
 それに、人質に取られることを予見していたなら、初めから脱出しておいた方が、いいのでは?
 さらに、福島リラを栄姫に仕立てるのは、無理があり過ぎる。面白かったけれど。光の代わりがお福というのは、無謀としか言いようがない。
 結局、善助、太兵衛も九州へ。家臣や侍女は、どうなったのだろう?

 

 さて、官兵衛
 「兵がいなければ集めればよい」と、農民から兵を募る。
 「天下泰平」とさんざん言っておきながら、農民を戦に巻き込むなど、本末転倒である。
 まして、今回は官兵衛の私欲である。

 俄か兵で勝てるのか?という疑問があるが、兵法で見せかけの数をうまく使うのかもしれない。


 あと、今一つ分からなかったのは、家康軍(東軍)の立場。
 三成は、家康弾劾状で逆賊の成敗という大義名分を立てた。三成としては蟄居中の身という後ろめたさはあるぎ。

 家康は、どうなのか?

 東軍諸将に「三成は、奉行を起こした遺恨を晴らそうと謀反を起こした。毛利、宇喜多の大老二人が後押ししている」と状況を説明。さらに、
「敵は“秀頼君の御為”と称しておる。また、諸将の妻子が人質とされている。
 遠慮は要り申さん。三成に組したいと思われる方は、これより速やかに陣を払い、大阪に戻るがよい。決して止め盲さん」と決断を迫る。
 正則、長政の打ち合わせ芝居により、皆を乗せるが、
「三成殿は秀頼君の名を放免に使っている汚き男である。妻子を人質に取るなど、卑怯千万。断じて許してはならぬ。
 天下の為、三成とその一派を倒すのみ」(長政)
「ならば、このまま西へ取って返し、逆賊三成を討ち果たす!」(家康)

 “逆賊、三成”と謳っているが、「秀頼を立て、大老二人の後ろ盾」と大義的に分が悪いと認めている。
 さらに、長政の言葉は、単に三成への私怨に他ならない。大義はないに等しい。
 



【その他の感想】
北政所の最も信用しているものは、官兵衛ではなく長政だったのか?
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錦秋の紫式部公園

2014-12-02 15:19:16 | 歳時
紫式部公園
【市のホームページより】
昭和56年4月7日に都市計画の決定を行い、昭和58年度より都市計画事業にて着手。世界的偉大な女流文学者の紫式部がこの地を訪れたことを記念して、それにふさわしい文化的、歴史的公園として整備した。施設としては紫式部像・紫式部歌碑・釣殿・泉池・自由広場・藤棚などがある。

【市の観光協会のホームページより】
越前市武生で1年余りを過ごした、世界的偉大な女流文学者の紫式部を偲び、平安時代の貴族の住居を模して、池や築山を配置した全国で唯一の寝殿造の庭園を再現した公園。越前富士・日野山を借景にした雅やかな庭園と約200mもある芝生公園の藤棚、金色の紫式部像がみどころです。寝殿造公園の隣りは芝生広場となっています。芝生広場も含めて「紫式部公園」です。芝生広場を囲むようにコの字型の藤棚があります。5月初旬には見ごろになり、約200mに及ぶ藤棚の下を歩くことができます。


 市のホームページの説明は素っ気なかったので、観光協会の説明も併記しました。
 「世界的偉大な女流文学者」という表現が合致しているのが面白いです。
 あと、観光協会さんには申し訳ないのですが、「1年余りを過ごした」という表現、長期の印象を与えたいのかもしれません。しかし、冷たい目で見ると、「短期間」に思えます。建設当時、「1年しか住んでいないのに、大々的に紫式部が育った地」と謳うことへのくすぐったさと、税金の無駄使いと感じた記憶があります。(実際には、いろいろなイベントやに利用されたり、グラウンドゴルフの大会や練習に活用されたりしています)

 拙ブログには、2010年5月に登場しています。

【10月29日撮影】


 橋の上から池を撮りますね。

 こちらが池の右側です。


 こちらは池の左側です。


 さて、主役となるべき紅葉ですが…

 色が薄い割には、散っている枝も多く、撮るのに苦労しました。


 こちらは、最初の写真の対岸から撮ったものです。


 ちょうどいい地図画像があったので、引用(拝借?)しました。
 でも、この地図、よく見ると「現在位置」が記されています。公園の案内板をそのまま引用してあるようです。
 ここまでの経路は、池の中央下部から橋を渡り、左に曲がったとお考えください。

 で、こちら側には、

 紫式部さんが立っていらっしゃいます。(「立っておられる」の方が大げさでなく使いたいのですが、「おる」は謙譲語なので尊敬語として使うのは間違いとする説と、「尊敬語として定着しているから構わない」「“おられる”は尊敬語と存在している」という説があるようです)
 建立されて30年以上経っているので、そろそろお色直しをしてあげたいですね。

 紫式部に別れを告げ、池を左に観ながら小路を歩きます。(地図の「現在位置」地点に向かいます)


 途中、紅葉発見。


 たぶん、この写真は地図上の「現在位置」付近です。


 脇道(分かれ道)があったので、こちらも散策。



 これは、最初の地点の橋の右側に伸びる小路です。
 しばらく歩くと、池の対岸の釣殿が近くに見えてきました。


 こちらは、池の右辺です。


 で、右辺から見たのがこちら。

 最初に渡った橋が見えます。

 で、最後に隣の芝生の公園です。

 こちらに、過去記事でご紹介した藤棚があります。

 中央に見える山ですが

 日野山です。「越前富士」と呼ばれています。

 天気も良く、頃合いもちょうど良いかと足を運びましたが、紅葉は今一つでした。
 でも、素敵な空間でした。
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銀杏

2014-12-01 10:01:38 | 歳時
【11月10日撮影 南地区】

 桜などの花も、その頂点時(満開)が分かりにくいのですが、銀杏の黄葉や楓の紅葉は、さらにピークがわかりにくいです。待ちすぎると散ってしまいますし、11月中旬を過ぎると、北陸は晴天が少ないのです。
 銀杏の黄葉は個体差、いえ、環境の差かもしれませんが、ピークの幅が広いです。
 この街路樹はこの頃11月10日過ぎがピークでしたが、近所の銀杏は今がピークです。今週は真冬並みで北風も吹き荒れそうなので、散ってしまうかもしれません。
 過去の記事によると、2011年は12月13日に黄葉しています。

【11月15日撮影 高校前庭】


 こちらの銀杏は、ピークの少し前だと思いますが撮りました。毎年、待ちすぎて機会を逸していたので、ちょっと早いと思いましたが、撮っておきました。

 現在、風雨が強く荒れています。この後、寒気が入り、今週は真冬並みの寒さになりそうです。紅葉も終わりですね。
 実は、まだ、整理していない写真があります。紅葉シーズンは終わってしまいますが、よろしければ、今後もおつきあいください(なんとか、雪の積もる(「降る」じゃないです)までに、アップしたいです。
コメント (2)
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