英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

三浦九段不正疑惑、出場停止問題 「その2 連盟の対応に関する疑問」

2016-10-16 12:51:48 | 将棋
「その1」の続きです。(重複部分があります。ご了承ください)

★11日に聴取、12日に三浦九段の処分などを公表したところまでの考察
整理すると……
※10月5日 「スマホ持込み・外出禁止令」(12月14日より施行)を発表
※10月11日 カンニング疑惑のある三浦九段に聴取
疑惑の理由
①夏ごろから、三浦九段の対局中の離席が増えた
②三浦九段の指し手が将棋ソフトとの一致率が高い
③理事会は不正を疑うに足る材料を把握しているらしい、が、多くは語れないとのこと(13日の会見で示唆)

・三浦九段は疑惑を否定したが、理事会によると、納得のいく説明は得られなかったとのこと。
・「疑惑を掛けられたままでは将棋を指せない」と、三浦九段が休場の意思を示す

・連盟、三浦九段に“休場届”を12日午後3時までに出すよう求める

※10月12日 三浦九段の年内出場停止処分と竜王戦の挑戦者を丸山九段に変更することを公表
 処分理由は、「期限までに“休場届”を提出しなかった」こと

【谷川浩司会長のコメント】
「七番勝負直前の変更となり、関係者や将棋ファンの皆様にご迷惑をお掛けし申し訳ありません。対局者のお二人には名棋譜を作り上げることを期待しています」

【丸山忠久九段のコメント】
「日本将棋連盟の決定には個人的には賛成しかねますが、竜王戦は将棋の最高棋戦ですので全力を尽くします」


《考察》
「スマホ持込み・外出禁止」令について―――――
・騒動になった場合に、「対策を講じていた」というアリバイが欲しかったのではないか

疑惑の根拠について(「その1」で述べた内容)―――――
①について
・三浦九段は「別室で体を休めていた」と説明(自室で頭を冷やせば、指し手も正確になる。ソフトを使用しなかったが、盤駒などを利用して指し手を検証した可能性もあるが、足(証拠)が付きそう)
・夏ごろからの三浦九段の勝率は、ほぼ5割。(ソフトを使用していたとすると、勝率が低い)
・重要な対局(竜王戦、順位戦の対渡辺戦)には勝利している
②について
・将棋ソフトの棋力が高くなり、「最善手=ソフトの指し手」であることが増え、棋力が高い棋士ほど将棋ソフトとの一致率が高くなる傾向がある
・普段から、将棋ソフトを利用して研究していれば、ソフトとの一致率は高くなるとも考えられる(将棋ソフトを利用して研究することは、不正行為ではない)
③について
・多くを語って欲しい

法的な一般論について―――――
 ≪「スマホ、外出禁止」令の施行は12月14日からなので、それ以前の行為は処分に当たらない≫という考えも成り立つ。
 そもそも、以前から指摘されていたカンニング行為の危惧を放置し続けていた連盟の落ち度である。

 しかし、「公式対局を指す」ということは「不正行為を行わずに自身の力で将棋を指す」ということが前提であるはず。(「助言の禁止」を拡大解釈すれば、「カンニング行為」にも適応できるのではないだろうか)
 そもそも、将棋は、負けを認め、自ら負けを宣言(投了)する美しい世界である。それを汚すカンニング行為は重大な不正行為である。「カンニングの禁止」など明文化しなくとも、当然のルールである。
 論点がずれるが、『日刊現代』で古作氏が
「そもそも、プロを負かすレベルの将棋ソフトを使うには、高性能のパソコンが必要です。スマホ程度(の処理能力)では対応できません。スマホの将棋ソフトは、せいぜい一般人の遊びレベル。離席してのぞき見たところで、プラスになるとは思えません」
と述べているが、スマホの将棋ソフトについて認識不足であるし、高性能でなくとも、「詰みの確認」や「読み抜けの検証」は出来る。それに、その有効性に係わらず、カンニングするという行為が問題なのである。

処分について―――――
・処分の対象は「三浦九段が期限までに休場届けを提出しなかったこと」で、「不正行為を行ったこと」ではない。
・休場届の提出期限が短かったのは、15日に竜王7番勝負が始まるという差し迫った事情があった。
・タイトル戦挑戦者を差し替えるという重大決定するには、「三浦九段の処分」という事実が必要があった

処分の対象を「休場届の不提出」としたのは、裁判で「カンニングを有無の泥仕合」「名誉棄損云々」となった場合、面倒なので、取りあえず「休場届の不提出」で処分した……のだろうと思っていた。
 それにしても、「休場届の不提出」の処分として、「年内(2か月半)の出場停止」が妥当なのか、はなはだ疑問である。

その他―――――
・丸山九段の「連盟の決定には個人的には賛成しかねますが、全力を尽くす」は、「三浦九段の出場停止」についてなのか、「処分の下し方(処分の対象、時期)」なのか、それとも、その他のことなのだろうか?

【ここまでのまとめ】
 将棋連盟、将棋界としての最悪のシナリオは、(三浦九段の不正行為の真偽はともかく)、竜王戦での不正の発覚であろう。それを避けるための、11日の聴取だったと考えられる。
 しかし、表沙汰になってしまったダメージを考えて、その際、「離席が多いと不正が疑われるので、出来るだけ控えるようお願いします」と事を大きくしないよう務めるべきだった。
 強く問い詰めるだけの材料を理事側が持っていて、詰問し“三浦九段の逆ギレ”を誘ったのだろうか?
 そうだとしても、将棋界へのダメージは大き過ぎ。

 と、前回記事で述べたが、

実は、現在はもっと深読みをしている。(後述します)


★13日の会見で、「不正行為については今後は追及せず、これ以上の処分は科さない」と示唆

えっ?それはないだろう!
これだけ、将棋界にダメージを与えたというのに、このまま?
世間に、きちんと不正を糾す断固たる姿勢を示さなければならない。
不正の真偽は不明だが、疑惑を掛けられた三浦九段をグレーのままで放置するのか?
三浦九段にしても、このままの状態では、復帰後、まともに将棋を指せるとは思えない。
きちんと不正を糾す断固たる姿勢を示し、将棋に対する世間の不信感、将棋ファンのモヤモヤを一掃しなければならない。
将棋ファンを蔑ろにしているとしか思えない。

                   ………非常に拙い対応、全く未熟な将棋連盟
(『日刊現代』の情報では、「今後も継続調査」)


 そこで、ひとつの仮説が沸き上がった。
まず、疑惑の根拠のひとつ「三浦九段の対局中の不自然な離席を5人前後の棋士が指摘し、対応を求めていたこと」について

 論旨がずれるが、「5人前後」って何だよ!
 連盟は5以上になると、うまく数えられないのだろうか?それとも、確認できないほど影の薄い棋士が何人もいるのだろうか?
 それはさておき、この「5人前後の棋士」がそれぞれの対局で実感し、別々に訴えてきたのであれば、三浦九段の不正は「ほぼクロ」であろう。
 物的証拠はなくとも、一日ずっと対峙してきた対局者であれば、わずかな挙動の違いにも何かキャッチするのではないだろうか?
 しかし、ひとりが指摘し、それに同調した棋士が騒いだ「5人前後」であれば、不正の真偽は微妙と言える。出来れば、指摘した棋士の氏名を公表してほしい。不正を指摘される棋士の今後を考えるなら、それくらいの覚悟は持って指摘するべきである。

「不正行為について、今後は追及しない」の裏にあるモノ

 先にも述べたように、不正行為の真偽は非常に重要な事項である。それにもかかわらず、追及しないということは、理事会は「真偽を把握している」のではないだろうか?
 「濡れ衣だが、疑惑の中で指せない」→「休場届を出せ」の経緯は、記者会見で連盟が公表しただけで、事実ではない可能性もある。
 「竜王戦の開催が目前で早急に処分を決める必要があった」「“カンニング行為で処分”という事実は、世間に“将棋界でカンニング行為が行われた”ということを宣言するようなモノ」という事情の連盟理事会が、不正を行った三浦九段に、「休場届不提出で処分」を持ちかけたのでは……などという憶測が浮かび上がる。(あくまで、仮説です)

 上記の仮説はともかく、この記事で私が一番言いたいことを、再記述しておきます。
これだけ、将棋界にダメージを与えたというのに、このまま?
世間に、きちんと不正を糾す断固たる姿勢を示さなければならない。
不正の真偽は不明だが、疑惑を掛けられた三浦九段をグレーのままで放置するのか?
三浦九段にしても、このままの状態では、復帰後、まともに将棋を指せるとは思えない。
きちんと不正を糾す断固たる姿勢を示し、将棋に対する世間の不信感、将棋ファンのモヤモヤを一掃しなければならない。
将棋ファンを蔑ろにしているとしか思えない。
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弁護士って……… ~“死刑廃止を目指す宣言”を採択”~ 【補足あり】

2016-10-14 22:48:12 | 時事
(体調を崩す前に書こうとしていた記事で、回復傾向になったら“三浦疑惑”が勃発)
まず、放電する前に「死刑制度の周辺事情」と「宣言採択の状況」を

Ⅰ死刑制度の周辺
・死刑は被害者家族が心の整理をつけるのに必要
・死刑制度の犯罪抑止力は立証されてはいない
・死刑廃止は世界の潮流である
・2014年11月の世論調査では、「死刑もやむをえない」が80.3%、「死刑は廃止すべきだ」9.7%

Ⅱ宣言採択の状況
・人権擁護大会(日本弁護士連合会が開催)は一部の弁護士しか参加しておらず、この大会で宣言を採択し、「死刑制度の廃止」という日弁連としての意思決定を決めるのはおかしい
・日弁連はこれまで、刑の執行停止や社会的な議論を呼びかけていたが、4年後に司法制度に関する国連の会議が日本で開かれることなどから、初めて制度の廃止を掲げた
・宣言採択の反対意見が相次ぎ、大会は一時紛糾した

日弁連が「死刑制度廃止」を掲げる一番の理由
 「冤罪によって死刑が執行されると取り返しがつかない」

 もちろん、冤罪はあってはならない。
「冤罪によって死刑が執行されると取り返しがつかない」というのももっともな主張である。

 しかし、それを防止するために、死刑制度を廃止するというのは、あまりにも短絡的!……論理がおかしい
 極論ではあるが
 「交通事故で人命を失うのはダメ」⇒「車を失くしてしまえ」
 と同じ理屈。

 「附属池田小事件」や「秋葉原通り魔事件」など無差別殺人事件、現行犯逮捕で冤罪の予知など全くなく、凶悪な容疑者でも死刑にならない。おかしくないかい!
 冤罪が起きないような捜査や裁判に尽力すべき!
 あなたたち弁護士が頑張るべきでしょう!


一票の格差に拘ることと言い、今回の死刑制度廃止の理由と言い…………

【補足】
死刑廃止にしても、冤罪はなくなりません。
法曹界や法律家にとつては、
「冤罪防止」<「冤罪者の死刑根絶」なのでしょうが。
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相棒 season15 第1話「守護神」

2016-10-13 13:44:34 | ドラマ・映画
 「呪いで人を殺す」という不可思議な事件に、美彌子(仲間由紀恵)の背後にうごめく怪しい動き、特命係に恨みを持つ青木年男(浅利陽介)の再登場、亘(反町隆史)が特命係に復帰するお膳立てなどを絡めて、面白く見せかけた凡作だった。
 いろいろな要素を絡めたため、冗長感が強く、本話の主軸である呪い殺人自体も中身が薄かったので、退屈極まりなかった。


 感心したのは、「“呪い殺した”と言い切るには、過去にも同様な事例があったはず」と右京が推理し、事件を検証する動機になったことぐらい。それと、亘が特命に復帰する際、甲斐峯秋(石坂浩二)が、警視庁副総監の衣笠藤治(大杉漣)に頭を下げたシーン。
 あと、初恵(小野ゆり子)が「人を呪い殺した。自分を罰してほしい」と訴える理由が興味深かったが、相手を呪い、その結果、殺人を実行したのだが、「その実行した記憶だけが抜け落ちてしまう」という記憶障害だったという真相はインチキ臭い。一応、初恵の祖母・トヨ(山本陽子)が初恵の精神を守るため暗示を掛けたという細工はあったが…

 「トヨが現場に指紋一つ残らないまで清掃したこと」「初恵が悪徳ブリーダーやインストラクターをスタンガンを使ったとしても、洗面器に顔を押し付けて殺害、川などに遺体を運ぶ」ことが実行できたとは思えないなど、無理が多すぎ。
 祖母と幼馴染の梶原修斗(辻本祐樹)が初恵を庇ったため、第2、第3の殺人が起こってしまったという悲劇。
 罪の呵責に初恵が耐えられないという思いから、歪んだ過保護に陥ってしまったのだが、その危惧通りに、初恵が自ら命を絶ってしまった。
 それを予見できない右京ではないはずなのだが……

 あと、せっかくの山本陽子さんの起用だが、演じるトヨに神通力がありそうには思えなかったなあ。

【ストーリー】番組サイトより
人を呪い殺したという女性が、自分を罰してほしいと捜査一課を訪ねてきた。しかし、伊丹(川原和久)たちは取り合わず、女性をそのまま追い返してしまう。その一部始終を見ていた青木(浅利陽介)は、それを右京(水谷豊)に報告する。青木は以前、向かいのマンションで女性が殺害された事件を目撃しながら、警察への極度の嫌悪から証言を拒み、特命係と深い因縁を持った人物。しかし、この春、サイバーセキュリティー対策本部の特別捜査官として採用され、特命係にも出入りするようになっていた。青木から話を聞いた右京は、「人を呪い殺した」という話に興味を持ち、問題の女性・来栖初恵(小野ゆり子)を訪ねる。聞けば、彼女はここ十数年の間に、3人の人間を呪い殺したという。

翌日、特命係の部屋に亘(反町隆史)がやってくる。亘は、警察学校での研修を終えると、希望した捜査部門ではなく、美彌子(仲間由紀恵)が課長を務める広報課に配属されていた。それでも、警察学校の同期である青木から呪いの一件を聞き、興味を引かれて右京を訪ねてきたのだった。改めて2人が初恵を調べると、確かに周辺で3人の人物が不審な死を遂げていた。彼女は、それを自分が呪ったせいだと恐れているのだが、その背景には祖母・トヨ(山本陽子)の存在があった。青森で暮らしているトヨには不思議な力が宿っていて、初恵は自分にもその力が受け継がれているのではないかと考えているらしい。右京と亘は、“呪いによる連続殺人”という不可解な事件を前に、自分たちが何を調べ、どこに向かっているのか掴み切れないまま調査を進める。一方、美彌子のもとには、警察のみならず、国さえ敵に回しかねない危険な人物から、思いがけない連絡が届いていた。

事件か事故か、それとも呪いによる殺人か…!?
不可解な死の真相を追って動き出した右京と亘が
呪いの背後に隠された驚きの真相を解き明かす!

ゲスト:山本陽子 小野ゆり子 / 仲間由紀恵 榎木孝明 大杉漣

脚本:輿水泰弘
監督:橋本一
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三浦九段不正疑惑、出場停止問題 「その1」 不可解な処分理由【補足あり】

2016-10-13 09:31:46 | 将棋
スマートフォンでの将棋ソフト使用の疑惑で、三浦九段が出場停止、竜王戦7番勝負には丸山九段(挑戦者決定戦敗退)が出場することとなった。

 情報が少ないので、何とも言えない。

情報を整理すると
①夏ごろから、三浦九段の対局中の離席が増えた
②三浦九段の指し手が将棋ソフトとの一致率が高い
③将棋連盟が、10月11日に疑惑について三浦九段に聴取。三浦九段は疑惑を否定したが、「疑惑を掛けられたままでは将棋を指せない」と休場の意思を示す
④連盟、三浦九段に“休場届”を出すよう求めたが、期限(12日午後3時)までに提出されず、「年内出場停止」の処分を決定


①について
・三浦九段は「別室で体を休めていた」と説明(自室で頭を冷やせば、指し手も正確になる。ソフトを使用しなかったが、盤駒などを利用して指し手を検証した可能性もある)
・夏ごろからの三浦九段の勝率は、ほぼ5割。(ソフトを使用していたとすると、勝率が低い)
・重要な対局(竜王戦、順位戦の対渡辺戦)には勝利している
  
②について
・将棋ソフトの棋力が高くなり、「最善手=ソフトの指し手」であることが増え、棋力が高い棋士ほど将棋ソフトとの一致率が高くなる傾向がある
・普段から、将棋ソフトを利用して研究していれば、ソフトとの一致率は高くなるとも考えられる(将棋ソフトを利用して研究することは、不正行為ではない)

③について
・「休場を口にしたこと=不正を認めた」という図式が成り立つが、不正疑惑を掛けられて、三浦九段がキレたとも考えられる

④について
・休場届の提出期限が短かったのは、15日に竜王7番勝負が始まるという差し迫った事情があった。
・タイトル戦挑戦者を差し替えるという重大決定するには、三浦九段の処分を決定する必要があった



 この処分決定に先立ち、「スマホ持込み・外出禁止」(12月14日以降)を決定したが、三浦九段処分を見据えての事のように思えてならない。
 ポイントとしては、今回の処分は、「三浦九段が期限までに休場届けを提出しなかったこと」に対してで、「不正行為を行ったこと」ではないこと。
 個人的には、三浦九段の不正行為は間違いだったと思いたい。

【補足】
 将棋連盟、将棋界としての最悪のシナリオは、(三浦九段の不正行為の真偽はともかく)、竜王戦での不正の発覚であろう。それを避けるための、11日の聴取だったと考えられる。
 しかし、表沙汰になってしまったダメージを考えて、その際、「離席が多いと不正が疑われるので、出来るだけ控えるようお願いします」と事を大きくしないよう務めるべきだった。
 強く問い詰めるだけの確信が、連盟にあったのだろうか?


「その2」に続く
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近況報告

2016-10-11 23:29:09 | 日記
 更新が滞っています。
 さて、その理由は?

①仕事が忙しい
②体調不良
③離婚調停でそれどころではない
④気力減退、情熱減少
⑤書くネタがない
⑥「8周年」の記事の反応が少なかったので拗ねている



【解答・解説】
≪このパターン、以前もあったなあ≫と思った方は、通です(「その1」「その2」)。

①「貧乏暇なし」状態です。どなたか無給で働きに来てください。

②先週の金曜日、忙しい日の2倍の忙しさに襲われました。
 そのダメージが大きく、体調不良に陥っています。
 夏からの多忙による疲労の蓄積に、先週のダメージが加わり、許容量を超えてしまったようです。老化現象による回復力の目減りを考慮すべきでした。
 身体がパンクしかけたと言っても、仕事が減るわけでないので、ブログ記事に投入するエネルギーをセーブするしかありませんし、書ける状態でもありません。

③冷蔵庫並みに冷え切っていますが、まだ、許容量内のようです。

④気力、情熱、ともに十分あります。10%ほど目減りしていますが、もともとのエネルギー量が莫大なので、大丈夫です。

⑤書くネタは山積状態です……困った…。

⑥拗ねてはいませんが、ちょっと、がっかりしています。



 多少回復してきているので、2、3日後には復活できるのではないかと。
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【歳時メモ】 コスモス、セイタカアワダチソウ

2016-10-07 19:33:32 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 コスモスの花があちこちで揺れています。最盛期と言っていいのではないでしょうか。
 そして、いよいよセイタカアワダチソウも色づき、花弁も開き始め、秋も深さも増してきました。

 そのセイタカアワダチソウ、ここ数年は小ぶりでしたが、今年はその名のごとく丈が高いです
 周期的な巡り合わせなのでしょうか?それとも、9月の暑さが早めに引いて、生育タイミングが早まったのでしょうか?雨が多くて生育が良かったからなのでしょうか?
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スポーツ庁……改称してはいかが?

2016-10-03 22:49:01 | 時事
『メダル量産、8年計画』
 日本オリンピック委員会(JOC)など3団体による「協働チーム」を新設し、国の強化費を効果的に配分することなどが柱だ。幅広い競技でのメダル獲得を目指すほか、24年五輪・パラリンピックまで見据えた中長期的な視点から、若い世代の他競技への転向や女性選手の支援に力を入れる

……とのこと。
さらに……

『鈴木プラン』
 スポーツ庁の鈴木大地長官は3日、2020年東京五輪・パラリンピックとそれ以降に向けた競技力強化方針「鈴木プラン」を発表した。試合に出られない若い世代の他競技への転向や女性選手の強化などアスリート発掘支援の強化を盛り込んだ。リオ五輪では過去最多のメダル数ながら、獲得競技の数は減少。メダルを獲得できる競技数の増加させ、2020年のさらなる躍進を目指す。

と、発表した(10月3日)


 五輪を目指す……いや、メダルを獲れる一部のアスリートを育てることが最重要なようだ。
 「国民がスポーツを楽しめるような環境を整備する」という思想は感じられない。

 この際、「オリンピック庁」とか「メダル庁」に改称しては如何?
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森会長の存在意義

2016-10-03 22:42:36 | 時事
都が新たに整備するボートや水泳など3つの競技会場について、都外への変更などを含む大幅に見直す動きについて、IOC=国際オリンピック委員会の副会長が「信頼関係を壊すものだ」と述べ、不快感を示していたらしい。

 このIOC副会長が不快感を示す前に、東京大会の組織委員会の森喜朗会長は、「調査チームの意見はあくまで知事への提案で、知事の判断をうかがってコメントしたい」と述べました。その上で「競技団体の了解を得ながら2年半ほどかけてみんなで一生懸命選定し、IOC=国際オリンピック委員会の理事会で決められた。これをひっくり返してしまうのは極めて難しい問題だと会議で申し上げた」として、これからの見直しは困難だという見解を示していた。

 しかし、これまでに国立競技場問題やエンブレム問題など、多くの問題を起こし、多大な浪費が生じた。一生懸命選定したしたかどうかは不明だが、たとえ、一生懸命選定したとしても、その選択が誤りであり、軌道修正が可能なら、その努力を行うべきである。
 そもそも、信頼関係を重視するなら、招致運動で謳っていた「コンパクトな大会運営」に偽りがあっていいのだろうか?

 きちんとした運営をして、素晴らしい大会を実現することが、信頼に報いる一番の行為ではないのだろうか?


 これまでの不祥事の責任を取らないばかりか、横槍ばかり入れる森会長だが、IOCに大会運営の改革を納得させるのが、森会長の役目なのではないだろうか?
 森氏には何も期待しないので、さっさと辞任していただきたい。(民主党の風が吹き荒れた選挙で、選挙区で落選しなかったことが、返す返す、残念でならない)

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3兆円て……

2016-10-03 17:22:02 | 時事
「2020年東京五輪の開催費用は3兆円を超す可能性がある」
(by 都の調査チームの検証・試算)


 この件について、今朝のフジテレビの『とくダネ!』で取り上げ、五輪招致委員会の鈴木知幸氏が説明していた。

【当初の見積もりに比べ、桁違いに膨らんだ開催費用について、鈴木氏の主張】
①五輪誘致の際に計上した予算は、“建物の本体のみ”というように、できるだけ少なくなるように算出したもので、決して“杜撰な予算計上”ではなかった
 五輪誘致が絶対的正義で、自分たちは誘致を成し遂げたかのように、全く悪びれる様子なく説明していた鈴木氏だが、計上した数字では当然収まらないことを承知していたことになる。
 “計上した予算を超える莫大な費用はどうするか”は全く頭になく、“立案が通ってしまえばどうとでもなる”という無責任な体質は東京都政と全く同質である。

②通知段階での費用の試算は、細かく見通しを立てたものではなく、オリンピック委員会が求めた項目だけについて、暫定的に計上したものである
 少し前に「杜撰ではない」と断言していたが、“どんぶり勘定”どころでは済まずに、たらいが必要なほどの杜撰さである。
 鈴木氏の主張を言い換えると、オリンピック委員会の求める資料要綱についてはきちんと数字を出しているので、非はない。他の諸々の費用については訊かれていないので、敢えて言及しなかった(知らぬふりをした)
 

 (ここで所用ができ、この後はきちんと見ることができなかったので、次項の鈴木氏の主張は推測です)
③五輪開催は都市の整備事業と重複するので、すべての経費を五輪開催費用に繰り入れるのはおかしい
 確かに、どこまでを五輪開催費用に入れるかで数字は大きく違ってくるが、五輪実施に必要な予算なら、きちんと計上し予算を確保する必要がある。
 その上で、必須かどうかの仕分け、整備事業に組み込む事案かどうかの検証、代替施設や代替案などの経費節減を検討すべきである。しかも、なるべく早く。
 それに、国税や都民の税金を投入するのなら、情報を公にしなければならないはず。

 こういう無責任な体質が、国立競技場問題、エンブレム問題を引き起こしたのである。 
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8周年

2016-10-02 20:39:06 | 日記
ブログを始めて、今日で丸8年です。

 ここしばらく忙しくて、記事を書けていませんが、意欲がなくなったわけではありません。
でも、忙しいと思っていますが、おそらく、例年並みの忙しさだと思われるので、体力の減退、根性の減少があるのかもしれません。

 実はこの文章、昨年の記事の「丸7年」を「丸8年」に変えただけです。
 例年8月9月は、納涼祭や敬老の日関連の仕事が多く、ストレスの溜まる日々が続き、夏の疲れが出る時期で、ブログ記事を書く余裕がないというのが実情で、昨年とほぼ変わらない状況です。

 しかし、今年は高校の同窓会総会(来年5月末)の世話役が当たっており、既に10回以上の会合があったにもかかわらず、あまり事が進まないストレスと、五輪中継を観るのに費やしたエネルギー消費(観なけりゃいいのですが・笑)で、記事が進んでいません。
 何だか弱気と言うか、愚痴に近いことを書いていますが、書きたい記事は山積しているので、ストレスをエネルギーに変えていきたいです。
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