いかでなほ ひとにもとはむ あかつきの あかぬわかれや なにににたると
いかでなほ 人にもとはむ 暁の あかぬ別れや なにに似たると
私はぜひ人に問うてみたい。名残惜しい暁の別れの寂しさが他の何に似ているかと。
「一体何に似ているのか」との反語表現で、夜明けの別れの比類のない寂しさを詠んでいますね。
この歌は後撰和歌集(巻第十一「恋三」 第719番)に入集しており、そちらでは初句が「いかでわれ」、第五句が「なにににたりと」とされています。
いかでなほ ひとにもとはむ あかつきの あかぬわかれや なにににたると
いかでなほ 人にもとはむ 暁の あかぬ別れや なにに似たると
私はぜひ人に問うてみたい。名残惜しい暁の別れの寂しさが他の何に似ているかと。
「一体何に似ているのか」との反語表現で、夜明けの別れの比類のない寂しさを詠んでいますね。
この歌は後撰和歌集(巻第十一「恋三」 第719番)に入集しており、そちらでは初句が「いかでわれ」、第五句が「なにににたりと」とされています。