返し、女
さくらばな かつちりながら としつきは わがみにのみぞ つもるべらなる
桜花 かつ散りながら 年月は わが身にのみぞ 積もるべらなる
女からの返し
桜の花が咲いては散りながら繰り返す年月は、私の身に積もって、私ばかりが年をとってしまうようです。
424 への返歌。無沙汰をした男への恨み節というところでしょうか。
返し、女
さくらばな かつちりながら としつきは わがみにのみぞ つもるべらなる
桜花 かつ散りながら 年月は わが身にのみぞ 積もるべらなる
女からの返し
桜の花が咲いては散りながら繰り返す年月は、私の身に積もって、私ばかりが年をとってしまうようです。
424 への返歌。無沙汰をした男への恨み節というところでしょうか。