初雁を聞ける
はつかりの こゑにつけてや ひさかたの そらのあきをも ひとのしるらむ
初雁の 声につけてや 久方の 空の秋をも 人の知るらむ
初雁の声を聞く
初雁の声が聞こえてくるにつけて、空が秋の気配を帯びてきたことを、人は知るのであるよ。
「久方の」は「空」にかかる枕詞ですね。
この歌は続古今和歌集(巻第五「秋下」 第459番)に入集しています。
初雁を聞ける
はつかりの こゑにつけてや ひさかたの そらのあきをも ひとのしるらむ
初雁の 声につけてや 久方の 空の秋をも 人の知るらむ
初雁の声を聞く
初雁の声が聞こえてくるにつけて、空が秋の気配を帯びてきたことを、人は知るのであるよ。
「久方の」は「空」にかかる枕詞ですね。
この歌は続古今和歌集(巻第五「秋下」 第459番)に入集しています。