流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

ミツ精機 「翼の広場 / 屋内展示」

2023-05-02 | お出かけ
ミツ精機は、淡路市下河合に所在する企業です。

ミツ精機株式会社は、旅客機や自衛隊機のエンジン、着陸装置ほか、人工衛星を構成する精密部品の加工を手掛ける企業です。
同社は創業以来、5軸MC機・複合加工機等の機械を揃え、精密加工を得意としています。
超軽量部品から重量級の部品まで幅広く対応しています。

社屋内において、『航空機部品製作における品質の向上』『航空科学教育の普及』『航空思想の向上』を目的に自衛隊航空機を展示し、一般にも公開しています。
当地については、通称翼の広場と呼ばれています。
屋内では、2機種2機の自衛隊航空機が展示されています。


航空自衛隊・初等練習機「T-3」(01-5533)


航空自衛隊において、操縦学生が最初に操縦する初等練習機として運用されました。


エンジン:IGSOー480/アブコ・ライカミング社(アメリカ)
本機は、レシプロエンジン単発を採用しています。


乗員:2名


展示機は、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)に所在する飛行開発実験団で運用されました


本機は、航空自衛隊が導入した航空機及び装備品の試験・評価、テストパイロットの養成を主任務とする機体として使用されました。


操縦席(前席)
操縦教育課程では、学生が前席に搭乗します。


操縦席(後席)
操縦教育課程では、教官操縦士が後席に搭乗します。


後席から見える前方の情景です。


富士重工業により50機が生産され、平成19年(2007年)4月23日に退役するまで、操縦士養成に運用されました。


陸上自衛隊・観測ヘリコプター「OH-6D」(31122)


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した500型ヘリコプターです。


日本では、川崎重工業が昭和44年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊に配備されました。


操縦室内


乗員:1名(操縦士)、乗客:3名


海上自衛隊にも練習機として導入されました。


ターボシャフトエンジン「250C20B」アリソン・エンジン社(アメリカ)


同機は導入時の OH-6J から → OH-6D へと機種更新されました。


令和2年(2020年)3月26日、最後の1機である東部方面航空隊所属の31311号機が用途廃止のため、立川駐屯地から霞ヶ浦駐屯地へ最終飛行が実施され全機退役となりました。

同社による日頃の手入れが行き届いており、保存状態が素晴らしいです。
お陰様で操縦席に着座出来た事に感激です。
ありがとうございます。

翼の広場での見学は、この後も続きます。・・・・・(^_^v

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