散る度に 秋の土俵を 掃き浄め
梅士 Baishi
九州場所の本場所だが、すかすかの升席はどうしたこ
とだろう。
子供の頃はずいぶんと手に汗を握って贔屓力士を応援
したものだが、今はテレビもみない。
国技なのだから、大事にしなければならないが、マス
コミにずいぶんと穢された。
確かに、力士から神聖な力が失われた。
相撲はスポーツではない。
神事である。
国技であるならば、もっと企業や国によって支えられ
るべきである。
暴力団の手を借りなければ興行が打てないようではい
けないのである。
NHKも無能無策である。
国を守る気概どころか、左翼売国奴メディアなのだか
ら仕方がないが、それならば、NHKに放送を任せるべき
ではない。
神事という原点に帰って、みんなで支えたいものだ。
【 三橋貴明の「公務員増員論」批判 】
三橋氏の新刊書が目に止まった。
公務員は多すぎるのではなく、まだ足りない、増員す
べきだというのである。
馬鹿かと思った。
データがあるとそれらしく聞こえるものである。
それで、いろんなデータを駆使した立論で売った人で
あるが、データで墓穴を掘っているというのが「公務員
増員論」である。
つまり、ヨーロッパ諸国と比べても、GDP比での人件
費は相対的にかなり低いから増員せよと言うのである。
そすることが雇用を確保し、デフレ対策になると。
逆説論で受けようと言うのだろうが、馬鹿かと思う。
データの使い方が、大勢の赴くところに活路ありと言
っているようなものである。
公務員がどんな仕事をし、市場原理とどういう関係に
あるかという思考が欠如している。
データを用いると立論の根拠を示しているように見せ
ることができるが、相対比較を評価基準にしているよう
では、所詮、他人のふんどしで相撲を取るというに等し
い。
官に受けを狙って、再出馬しようという計算かもしれ
ないが、やめたほうが良い。
データ的な根拠はないが、どうも虫が好かない。
そういう直感というものがオリジナルな価値を生むも
のである。
公務員は現在の三分の一以下にリストラすべし。
デフレは市場原理で解決すべきことだからである。
公務員社会主義を打倒するということは、ヒステリッ
クなのではなく正論である。
データの虫では、新しい時代は見えないんじゃあない
ですかねえ。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi